タイにおいて東南アジア古陶磁器の研究に携わっている教授に、FaceBookのメッセンジャーへ最近のアユタヤのオススメを尋ねたところ、表題の博物館へ行って見ては?とのアドバイスをもらい、マダムと一緒に行って見ることにしました。

 

 

こちらの博物館は、名前の通り、大量のおもちゃが展示されています。





その中には日本のおもちゃも多くありました。


博物館の一階の奥、二階に上がって左手奥にアユタヤの川から揚がった陶磁器が陳列されていました。

 

 

 

 

本当に、アユタヤ川からバンチェーンの陶器が揚がったのだろうか?

ちょっと疑問に感じました。ひょっとして館を建てたオーナーの趣味?

 

 

スンコロクは私も川から揚がって来るのを数多く見たことがあります。

 

 

川揚がりでは、良く銀製品も揚がって来ます。これらの銀製品ですが、川揚がりにしてはかなり状態の良いものでした。

 

 

 

陶銭は、ホンマ、数多く揚がります。私も過去にアユタヤの川揚がりの陶銭を数多く買ったことあります。そう言えば、プラワティサートさんとご一緒した時だったか、あの時は、陶銭がめちゃめちゃ揚がっていて、袋単位で買ったことを思い出しました。今となっては、良いものだと一個、7,000円スタートになってしまいました。

 

アユタヤの川揚がりと言えば、中国陶磁器です。教授もこのあたりの研究をされていて、良く、アユタヤの国立博物館でコレクター、学生、官僚を集めての研修の講師をされています。今回、この博物館を薦められたのもその所以でした。因みに写真には収めませんでしたが、陶片の数は半端やないぐらいの収集量でした。

 

 

 

 

 

 

やはりタイと言えば、ベンジャロンです。専門外ですが、良い状態のものが多かったように思えます。

 

一般の旅行者にはあまりお勧めしませんが、古陶磁器の愛好家の方々には、是非、行ってもらいたい博物館でした。