近畿日本ツーリストって、旅行業界ではKNTって言うんです。日本旅行だとNTA、JTBはJTBですが35年以上も前には日本交通公社って言われていて、その時、業界ではJTBって言われていました。過去、このKNTって言うのは業界内では野武士営業で有名で、かなりやばい営業をやって来た旅行代理店です。業界誌でも野武士営業が賞賛されていた時もありました。今から振り返ると、言葉が無いです。

 

 

今回、旅行代理店がコロナ事業をするって聞いた時、「絶対に水増し請求する」って確信していました。そもそも旅行業界って水増しが当たり前で、例えば団体旅行だと、旅行代理店の課長が、担当のオーガーナイザー(企業、団体の計画立案案者、責任者)がアホやと思ったら、仕入れ値に対しとんでもない下駄を履かせます(暴利を貪ります)。そして過去には仕入れ先と一緒になって着服する社員も多かったのです。

 

かなり昔、2000年に入った頃、大阪府だったか、大阪市だったか、旅行の入札で宿泊費にとんでもない金額をのっけていたことが発覚し、更にそのことから競合代理店との談合も発覚したことを思い出しました。この時は代理店の担当社員が失踪したことで業界内でも結構、話題になりました。この時から旅行業界はかなりコンプライアンスに厳しくなったのですが、やっぱり水増し文化は不治の病のようです。

 

大阪府の吉村知事も徹底的にすると言うていますので、是非、支払いを止める、もしくは還付したものは全額返金を実施してもらいたいものです。国民の命に寄生する不埒な旅行代理店だけでなく、法人、団体組織も、この際、全て一掃すべきです。

 

この件は尾身さんの病院(311億円)、人材派遣のパソナ(10億円)、近畿日本ツーリスト(16億円)、東京都の無料PCR(183億円)など、まだまだ詐欺師が出てくる勢いです。そして10兆円が不明になっているそうで、やっぱり杜撰なやり方で我々の血税が一部の詐欺師を潤わせた結果となりました。

 

これで、内閣支持率が50%近くあるって、これがホンマなら、日本国民の半分はバカです。恐らく、自民党とメディアとの取引でこんな馬鹿げた支持率が発表されていると思いますが。。。 兎に角、今、解散選挙が話題になっていますが、自由民主党は今回、絶対に粛正しないと日本は終わります。選挙に行って、民主って言う名前のある政党以外への票を入れることが、今、日本国民に求められています。 他の国だったら、クーデターが起きてもおかしくない状況ですが、自衛隊にそんな根性は無いでしょうし、私を含め、日本国民はクーデターを起こすやり方も知らないのが殆どでしょうし、我々に残された手段は選挙しか無いのです。