仏像は地域や時代によってさまざまなバリエーションがあります。これらのバリエーションは、おそらく、さまざまな場所で地元の人々が仏教に順応した為です。そのような変種の1つが、戴冠仏、もしくはジャンブパティ仏像です。

 

最初の戴冠仏またはジャンブパティ仏は、当時、インドの仏教芸術と大乗仏教の影響が非常に感じられたところのピューに由来することが知られています。歴史の中で、戴冠した仏像の背後にはさまざまな背景の話があり、最も人気のある話の 1 つは、ジャンブパティの伝説です。この伝説では冠をかぶった仏像には、ジャンブパティという名前が付けられていて、ブッダがどのようにして王冠と宝飾品を身に着けた強大な王に変身し、荘厳でありながら比類のない宮殿を築いたかについて語られています。このことから王は仏の偉大な能力を認め、法に服し、僧侶になりました。この特定の物語は多くの人気を得て、ビルマの戴冠仏がかなり多く作られました。

 

別の説では、ブッダの最初の説法の後、天に昇り、そこで神々と亡くなった母親に法について教え、説教したと信じられています。説教が終わった後、彼は冠をかぶったインドラ神とブラフマー神を連れて意気揚々と地球に戻りました。仏陀の頭の上の大きな冠は、仏陀が天から降臨したことを意味し、戴冠した仏陀が神々に法を説き、天から地に凱旋した後の姿を表すために作られたと説明付けられています。









仏像の背景はこれぐらいにして、この写真の戴冠仏もまた、訪泰する1、2週間前頃にCSAさんのSNSで紹介がありました。前日紹介した仏様で試合終了と思ったのですが、どうしてもこの戴冠仏が欲しくなり、手中に治めることにしました。しかし、2仏を合わせての金額が持っているCASHより高かったことから、差額を後日送金することでめでたし、めでたしでした。

 

サイズ、高さ15cm、台座径6cm