東寺のガラクタ市で買った鋏鈴です。

 

ここ最近、この鋏鈴について色々と情報を探していますが、中々、詳細の説明を探すのに難儀しています。

 

握り鋏は小さいので、失くした時に探すし安くする為とか、厄除けとかなどの説があるみたいです。また、歴史も江戸ぐらいからなど時系列も少々曖昧です。

 

そもそも鋏は、紀元前1500年からあるそうで、最古の鋏は、ギリシャ時代のU字型の握り鋏なんだそうです。その後、紀元前27世紀のローマ時代で、X字型の鋏が作られたそうです。日本では6世紀の古墳時代の握り鋏が最古と言われています。

 

U字型の最古って言うと鎌倉時代の北条政子が髪切りで使っていた鋏なんだそうです。国宝・籬菊蒔絵硯箱の中に仕舞割れているとか。

 

戦国から太平の世、江戸時代になった頃に、鋏の使い方に多様性見られるようになったみたいで、裁縫などもその一つに見られているとか? 

 

鋏鈴は裁縫鋏に付けられていることが多いことから、恐らく江戸時代からと考えるの妥当なのかも知れませんね。あくまでのこれは私の主観です。

 

私的には銅製の鋏鈴を見ていると、Opium Weightの鉄味に似ていて、かなり惹かれます。
















今回、東寺でゲットした鋏鈴は、一つは前回にゲットした鋏鈴と同種ですが、それ以外で言うと銀っぽいのは、驛鈴と書かれています。もう一つの真鍮っぽいのは、日本のモノではないような気もします。恐らくチベット、モンゴル方面でしょうか?


大きさはどれも1.5cmぐらいです。

 

出どこはどこであれ、鋏に付けられると、鋏鈴と言う名称になるのが面白い。