#11 心の退化をしている私たち地球星人(再) | 江田裕典からの伝言

江田裕典からの伝言

なぜ命はあるのでしょう?

「五感反応の肉眼思考」に溺れ「理性心以上での心眼思考」ができなくなった?

 

私たち地球星人は、肉体の生命源である地球星自然の表面だけでなく、地下深くまで傷付け、荒らし、殺し回っています。

この事が良くないという事は、少し考えれば誰でも解ることではないでしょうか。

それにもかかわらず、経済発展という名目で、私たち地球星人は、これでもかといわんばかりに、工場の煤煙・車の排気ガス、化学物質、家庭排水他多くで、空気・土地・水・植物(含 野菜)・動物・昆虫・微生物等の地球星の全てを汚し、荒らし、破壊し、殺し回っています。

明らかに、私たち地球星人はライフスタイル・社会経済体制を間違っているのです。(本 2章、3章)

生命活動(=生活→人生)に必要な範囲内であれば、「地表のみの自然の恵み」で充分補えるにも拘わらず、それにはあきたらず、感情心での五感反応の肉眼思考の楽しみのために、再生が効かない地球星自然が次々と破壊され続けています。24時間毎日休み無く。

豪華な建物・スポーツカー・車・家具・調度品・ファッション・アクセサリー・石(宝石)・金・ゲーム機等々、例をあげればきりがありません。これらを作るために、日々休み無く、地球星自然が汚され破壊され続けています。〔本 巻末図表「感情と理性の違い(具体例も)・心の進化・次元上昇にお役に立てば」〕

 

日本は、外国の影響が大きくなった弥生時代以前は、外国に比べて大規模な石による遺跡に乏しい国です。出てくるのは、石おの、石やじり、石包丁、壺等の生活に密着した物ばかりです。この頃は、冷蔵庫も、クーラーも、サッシの窓も、車も無く、今と比べて不便はあったかもしれません。家・家財道具等は、地表で得られ、自然巡環をする木・草・土が主原料でした。そのため、地球星自然をほとんど傷付けないという面では、他の国とは際立った違いがあります。自然との調和精神が、そのまま生活に密着していたのではないでしょうか。

生活に不便はあっても、地球星自然を傷付けない生命活動(=生活→人生)をするのが、「本当の高度な文明」と言えるのではないでしょうか。

私たち地球星人は、五感反応(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の欲望を満たすために、私たちと平等存在である地球星の他の生命体を傷つけ殺し回り、地球星自然を際限なく荒らし、破壊してゆく物質文明を発展させていき、 一体人間としての心の進化はどこにあるのでしょうか。

 

これからお書きする事は、予言めいた内容になりますが、内実は、私達のご先祖も含めて、私たち地球星人が数千年間してきた、感情・情理心の集積の単なる因果の道理でしかありません。

 

私たちが住んでいる地球が含まれている宇宙には、宇宙が始まって以来永遠不変の、宇宙全体共通法則(宇宙構造や宇宙運営システムなど)があります。宇宙全体の全ての存在は、これに順じて存在したり、日々の生命活動ができています。(従って、いかなる宗教であろうと、絶対に宇宙全体共通法則に勝つ事はできません、本来の宗教は、これに順じた心がけと、生命活動の仕方を説いているのです)

にもかかわらず、私たち地球星人は、感情・情理心で驕り高ぶり、それに逆らった社会経済体制や生活をしています。

平家物語ではありませんが、「驕れる者久しからずや」です。

 

宇宙全体は因果応報システムになっています。私たち地球星人は物質文明を発展させ、地球星を際限なく破壊してきています。その結果、毎日のように地球星のあちこちで大雨・大洪水やガケ崩れ、大規模な火事や干ばつ、海面上昇・温度上昇や熱波などを引き起こし続けています。

また、神々様は全体調和を重んじていらっしゃいます。調和が崩れれば、神々様はそれぞれのお役目に応じて、地震・台風・大雨・火山爆発などの自然現象という形で調和を取るための浄化をされます。私たち地球星人が心を改めていかない限り、これらの異状気象・天変地異は今後益々激しさを増していくでしょう。

いつ神々様が史上初めてのレベルの浄化(天変地異)を引き起こされてもおかしくありません。(本 P128〜133)

 

その余裕はほとんどありません。

今の間に、私たち地球星人は、感情心での五感反応の肉眼思考から卒業して、理性心以上での心眼思考ができるように心づくり(=自心改革→心の進化)をしなければなりません。心の進化(自心改革)は外から一方的にくるものでも、瞬間的にできるものでもありません。私たち地球星人一人一人が宇宙全体共通法則に順じた心と生き様へと切り替え続けていく事が大事です。

千里の道も一歩から。全地球星人が生き残っていくためにも、地球星・宇宙の全ての存在と調和していくためにも、宇宙全体共通法則に順じた宇宙標準精神(=ユニバーサルスタンダードスピリット・宇宙共通心)を持ちましょう。(本 4―3項)

 

 

                       2013年4月22日

江田 拝

(2022年11月再編集)

 

 

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