＃８５　【心づくり共室４】私達地球星人の文明・文化は、根本を間違っています（再）

【心づくり共室４】

私達地球星人の文明・文化は、根本を間違っています。

増々激しくなる世界的異状気象・天変地異で、その答えが出ています。

それでもやめない派手で乱暴な消費生活・ライフスタイル・社会経済体制。荒んだ人心。

このまま行けばやがて自滅が…。

神様は、私達宇宙・地球全人類に対して「理性なくば人間にあらず」（本 P１０６）とおっしゃられます。

その理性で、永遠の生命活動（＝生活→人生）を判断する時は、感情心の肉眼・肉耳思考の好き嫌いで判断をする事がほとんど無くなるために、物に対する執着心・欲しがる心が極めて少なくなります。そのため、その分だけ心が楽になり、その分だけ自然にシンプルライフに変わってゆきます。もっと別な表現をすれば、つつましい生活になります。もっと別な表現をすれば、地味な生活になります。が、それでも充分満足な日々となります。何故なら、私達全人類は、自分で自分の命（心・全霊体・肉体）は創る事はできず、全て授かった命という事実・現実・真実を実感・自覚できているからです。〔本巻末図表「感情と理性の違い（具体例も）・心の進化・次元上昇にお役に立てば」〕

そして、空気の神様、土地の神様、水の神様他のお陰により、今日も又生かして頂いている事が解っていますので、日々自然にそういう心境になります。

そして、最も重視してる事があります。それは、世界の子供や子々孫々のためにも、地球星自然万物といかに調和してゆくかという事です。

神々様は、私達地球星人の生命活動に不可欠な空気・土地・水・衣食住材を全て無償で与えて頂いています。この上なくありがたい事です。

その事実・現実・真実は、私達地球星人の「生命活動（＝生活→人生）の仕方の根本の心がけ・生き様」を示して頂いています。

全てが「おもいやり（陽心・真愛心・光の心・清め）」が元点になっています。

しかし、私達地球星人だけは陰心（欲望）・闇心（思い違い、考え間違い）で、「思い込みの決め事で造った仮想実体の通貨で有償」にしています。いうなれば神様の「原則」「掟」を破っています。

私達地球星人は、命を頂いた神様より偉いのでしょうか。そうとしか思えない社会経済体制にしています。

尚且つ、

当初通貨は、物々交換概念であり、実質経済の範囲内で、神様に少し許して頂ける面があったのですが、その通貨を、思い込みで「富的要素」に変え、今は実質経済の領域をはるかに超えて、感情心の最悪の人間のあらゆる面での欲望（陰心）を最大限出す手段と化し、人間が創ったのではない地球星自然を、数千年間以上も無制限に汚し破壊をしていっています。数多く生まれ変わりながら。

これでは、真愛（陽心）に溢れた神々様もお許しにはなられないでしょう。

場所は忘れましたが、数年前にテレビで見たすばらしい文明文化があります。ご参考になればと存じます。

結婚する事になった若い二人の未来の生活のために、部落の人々は家を建てる事にしました。

柱を組み、屋根を葺き、壁を塗りと、何日もかけて多くの人々が力を合わせ家を建ててゆきます。

やがて家が完成すると部落皆で喜びを分かち合います。

その後インタビューに応じた男性の話しを要約すると、「我々は、二人のために家を建てたが、二人はその間食事を作ってくれた。それで充分だ。」というような内容でした。そこに、利益・損得の感覚は全くありません。二人が幸せな人生を送ってくれればという、おもいやりの心しかありません。血縁は全て無関係で、部落全体の思いです。

何事につけてもそのような状態が、この部落の人々の心が活かされた文明・文化となっています。ここに差別・格差・闘争・戦争はありません。代々、すばらしいリーダーがいらっしゃる、と感じました。

そして、感情心の思い込みの欲望は少なく、皆さん自然に慎ましく、自然万物と調和した生活をしていらっしゃいます。丁度、神世界のように。（本 P１９５〜１９６）

宇宙・地球星全体の因果応報（自業自得）をよく理解・自覚をして、心づくり（＝自心改革→心の進化）を致しましょう。

その際の心の土台・思考元理は、宇宙が始まって以来不変の宇宙全体共通法則（宇宙総体真理）（本４―２項）です。

その中の無実体システムにより、宇宙全体は絶対平等存在体制になっていますので、私達地球星人もその心を持たなければなりません。そして、陰心での差別・闘争心をつくる資本主義社会経済体制を卒業して、陽心の「宇宙共通主義社会」をつくりましょう。〔本巻末樹型図「なぜ人間としての命（心）を授かったのでしょう」〕

授かった永遠の命（心）を大切に。そして、全地球星人の子供・孫・子々孫々のためにも。

理性心以上で視野を大きく、心を大きくすれば実現してゆけます。

２０１５年１１月２１日

江田拝

（２０２２年１１月再編集）

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