(2016年11月の記事です 追記有り)
HONKOWAに掲載された伊藤ゆみ先生の「幽霊回廊」に
「女性が熱が出て寝込んでいた時、神さまが現れ熱を下げて治してくれた、そしてその後、他の人の病気を治せるようになった」
というエピソードが出てきます
似たようなパターンでいわゆる「心霊治療」(手かざしとかその手のやつです)が出来るようになった人って言うのは昔からいるのですが、マンガの中で伊藤先生は
「それ絶対受けちゃだめ」
と断言しています(今までの経緯を説明しつつ)
これは本当にその通りだと思います、全てそうだとは言いませんがこのパターンで手かざし系が出来るようになった人の背後はほとんど良くないモノが憑いているように思います
簡単に言うと「教祖」として祀られるのが目的ですので、この心霊治療の時期は釣りで言えば「撒き餌」の時期です
多くの新興宗教が出ては消えて行きましたが、いつの時代も共通なのは、よくないモノは、
心の弱っている人(家庭がうまくいっていないとか)
まわりからチヤホヤされたい人(一番ミニ教祖として付け込まれるタイプ、特にスピ関係は多いですね)
誰かから「必要」とされたいと願う人
につけ込むというパターンです
いきなり神さまが夢に現れて治してくれる(「幽霊回廊」のパターンは)わけですが、神さまはそこまで「暇」ではありません、本当に危ない時に後ろの方々が働いてくれることはあっても神仏がダイレクトにはまず無いです(修行した修験行者さんとか僧侶さんとかそういう人は別です)
僕も経験がありますが、自称「神」に関わるとろくなことになりません
霊感が開き始めの頃や、神社仏閣に頻繁に参拝し始めた頃などけっこう自称「神」からアクセスがあったりします(僕は全て無視しましたが、頻繁に声が聴こえるのはけっこう鬱陶しいので大変です)
「神に選ばれた云々」「声を伝えよ」「魂の位が高い」「波動が高波動」「お前は特別な存在」
このパターンは十中八九、良くないモノの声です(笑
こういう声が聞こえたらまず普段の自分の生活を振り返って見ましょう
たいして努力も徳積みもしてないはずです(ふんわり霊感が開き始めた頃の僕なんかまさに(笑)
そんな人間が選ばれるわけがありません(※ 追記 この時は書きませんでしたが、努力や徳積みをしていなくても神仏の仕事のお手伝いをするために選ばれることがあります、その場合
『生地獄かと思うほど非常にきつい試練(修行)』が問答無用で始まります(年単位です)←相手が神仏だから逃げられません)
スピブログなどでよく掲載されている、いわゆる不思議系の神さま写真(オーブが写った、龍が~、雲が~というもの)も、本当に神仏(ご眷属含む)が光として現れて写っているものと、良くないものが「振り」をしているのがありますよね?(※追記 この時は夢を壊すのもあれだなと思い、ソフトに書いていますが、その手の写真の九割はよくないモノが神仏のふりをしている写真です)
少し毒舌になりますが「写って欲しい」と思っている時は付け込まれやすいです
基本神仏は「特別扱い」はしません(甘やかすという方向では、という意味です)
目をかけられると「修行」でけっこう厳しいものが待っていたりします
努力なしで成功だけ与える自称「神」は疑ってかかったほうが良いと思います
よくマンガや小説、映画などでは修行と言うと滝行だ、千日回峰だ、みたいに描かれますが、一番の修行は日々ちゃんと生活をして「陰徳」を積むことです(と後ろの方々に言われています、ですので修行は寿命が来るまで終わらないです)陰で積むので誰にも伝わりませんが(笑
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