距離 | 泣ユたのブログ

泣ユたのブログ

ブログの説明を入力します。

こんばんはー!

栃木は初雪なうです。エジプトでも122年振りの雪を観測したそうで、地球の天変地異も目に見える形で起こり始めてきましたね。

僕はむかしから宇宙やミステリアスな事が大好きで、知識はほとんどないのですが自分勝手にあれこれ考えたりしてます。

そんな事もあって、今日はゼロ・グラビティという映画を観てきました。

ここから先はネタバレもあるかもしれませんので、読みたくない方はスルーしてくださいませw

独断と偏見のオンパレードなのであくまでも個人的な感想としてお読みください!


舞台は地上60万メートルの宇宙空間。
船外活動するクルー達の様子から始まります。

大気がないので無音の世界。
無線の声とかすかに振動する作業の音のみ。

そんな中、事故がおこり1人の女性クルーが宇宙空間に投げ出されてしまいます。

あらすじはこの辺で省略しますが、ほとんどが宇宙でのストーリー展開なのにも関わらずなんというか引き込まれます。
宇宙好きじゃない人からしたら退屈かもしれませんがw
3Dの迫力は圧巻ですよ。

いくつか好きだな~と思った描写があったんですが文章力がないのでざっくり話します。

まず全編に渡り思った事は無音の世界という部分。
宇宙に行った事は当然ありませんが、果てのない空間での無音というのはこんなにも孤独なのかと…。
トラブルが起きてパニックになった時に、周りの状況は想像を絶するのに聞こえるのはほぼ自分の呼吸のみ。
このギャップになんともいえない無機質さというか、宇宙の怖さを感じました。

無重力空間の中での人間の無力さ然り、馬鹿でかい宇宙ステーションなどの人工物も全て宇宙においてはおもちゃのように脆くて儚い物になってしまうのだなと。

最後、地球に帰還する描写があるんですが、地球に戻った瞬間に蘇る音や重力。
普段あたりまえに感じる喧騒もなんだか煩わしくもあり嬉しくもあり、ちょっとしたあたりまえがこんなにも大切なものなのかと感動しましたね。

国同士の争いや国内でのしょうもないような事件などを見てると、なんだか少し悲しい気持ちになりました。

きっと宇宙に行ったことがある人は世界観がまるで変わるのだと思いますが、この映画を観て僕もほんの少しだけ世界観が変わったような気がします。
ちょっとした言葉や、街の音や誰かの笑顔にどれだけ救われているのか。

1人だと感じてしまうのは誰のせいでもなく自分自身なのだと。
少し誰かに優しくしたい気持ちになりました。

興味がある方は是非一度映画館で観てみてください。

距離ってのは自分からの距離ですよね。
縮めるのも離れるのも自分が動けば変えられるんだと思います。


そんな事を思った夜でした。
明日は素敵な雪景色を期待して…おやすみなさいませ(^ ^)