アラフォー子なし夫婦ですニコニコ


前回のつづきになります。





私達夫婦は2019年12月31日に入籍しました。

以前にも投稿しましたが、結婚に至るまで私の母の猛反対という試練がありました。

やっとの思いで、母から入籍日の承諾を得ることができ、ついに両家の「顔合わせ」の日取りも決まりました。

しかし、この「両家顔合わせ」の大事な日に、
私の安易な考えで大変なことになってしまうのです。


事の発端は、「冷蔵庫」でした。
同棲をはじめてから、夫が一人暮らしの時に使っていた冷蔵庫では小さ過ぎるということで、新しい冷蔵庫を購入することに。

その時、私の実家で使っていた冷蔵庫もそろそろ買い替え時期。高齢の母が家電量販店まで来るのは難しい。
そこで、私達が選んだ冷蔵庫でいいから、実家でも冷蔵庫を購入したいと言われ、私が実家の分の購入手続きをしました。


その時に、あろうことか冷蔵庫の配達日を「顔合わせ」の日にしてしまったのです。


できるだけ早く届いた方がいいと思い、「顔合わせ」の日の日曜日を指定した私。
両親が留守をしてても姉がいるだろうし、
まぁ、お昼くらいには配送してくれるだろうと、
その、「まぁ、なんとかなるだろう」という甘い考えが、後に大変なことになるとも知らず、、



それから、顔合わせの当日を迎えました。

その日、姉も午前中に大事な用事が入ってしまい、
冷蔵庫の配送時間も午前中〜12時くらいと曖昧な時間。

「顔合わせ」という大事な日に、朝からいつ届くかわからない冷蔵庫の配送を待っている母。時間だけが過ぎていく中、だんだんと気が気でなくなり、母から何度も電話が鳴りました。

「まだ届かない」「姉とも連絡が繋がらないから何時に帰ってくるのかわからない」

顔合わせの時間は13時にしたので、それまでに配送屋さんが届けてくれるはず。最悪、それまでには姉も用を済ませて帰ってくるはず。と、私は思っていました。

しかし、気が動転している母から何度もかかってくる電話に、私もイライラが爆発!

姉の帰宅時間によっては、今日の配送はキャンセルしようと思い、母と私で何度も姉に電話をしても繋がらない。

「顔合わせ」のお店の予約は13時。
1時間前には家を出なければ間に合わない。

結局、時間ギリギリまで待っても、姉とは電話が繋がらない。
配送屋さんもまだ来ない。

いまさら、こんな時間になって配送屋さんにキャンセルすることも申し訳ないと思い、仕方なく、母が配送屋さんが来るまで家で待つことに。

場所を知らない両親の為に、夫は夫の両親を店まで案内し、私は自分の両親を店まで案内することになっていました。

父だけ、先にお店に向かう為に家を出ました。
父が家を出てから間もなくして、母から連絡が入り、これから向かうとのことで、思いの外、早く出れて安心していました。

先に駅に着いた父を店まで案内し、私の母以外が揃ったところで、母なしでの会食が始まりました。

母には、電話で大まかにはお店の説明をしていたので、一人でお店に向かってみる!とのことで電話を切りました。


しかし、それからだいぶ時間が経っても母が来ません。
心配になり、携帯を見ると母から着信がありました。
すぐに掛け直すも、歩いている母は携帯に気付かず。

実はその間、母は店がわからず痛い足を引きずって、店を探しまわっていたのです。

私に電話をしても繋がらない、迎えにも来ない。
知らない場所を彷徨い続け、色んな人に道を聞くもお店の名前も曖昧だったので伝わらない。
半泣き状態で、やっとの思いでたどり着いた時には、母の疲労と怒りがピークをむかえ、鬼のような形相で私達がいる個室に入ってきました。

母がこんな状態になっていたことは誰も知る由もなく。

義両親は、母が遅れて来たのは、結婚に反対でイヤイヤ顔合わせに来たからだとおもっていたと思います。

母が結婚に反対だったのは、もちろん義両親も知っています。

疲労と怒りでトゲトゲしい母の口調。

それでも、母は気を取り直して、
義両親と色々な話をして、なんとか無事に顔合わせを終えることが出来ました。

(また、顔合わせの内容は後日、掲載したいと思います。)

呑気な父と義父はお酒を酌み交わして終始、上機嫌。


実際、私の母を見た義両親はどう思われたかわかりません。
私のせいで、母の印象を悪くしてしまったと思うと、思い出す度に、申し訳なさで胸がいっぱいになります。

母の面目を下げたのは私自身でした。


そもそも、大事な日に配送を依頼し、
姉に連絡が付かなかった時点で、すぐに配送のキャンセルの電話をすればよかっただけのこと。
そして、なぜ、店を知らない母を迎えに行かなったのか。

自分の不甲斐なさが痛いほど身に沁みます。

私自身、二度と思い出したくないと思っているのに、時々、あの日のことがフラッシュバックすることがあります。ずっと消えない記憶。

しかし、今回敢えてその日の出来事を思い返し、自分の想いを文字に起こしたことで、やっと心の整理ができたような気がします。




次回は、顔合わせの内容や入籍日のことも綴っていきたいと思います。


長い話にお付き合い頂き、ありがとうございますニコニコ








 



 

 


 



 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



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