そのことがあってから、またAさんがうちに来るかもしれない。同じマンション内に住むAさんと鉢合わせしたら、、、
帰宅時は念の為、父が駅まで迎えに来てくれるようになりました。
姉は極度のストレスから目眩が頻繁に起きるようになり、母は日中一人で家にいることに不安を覚えるようになりました。
その後、数日は何もなく過ごしていましたが、Aさんの二回目の嫌がらせは早朝におきました。
朝、玄関を出ると、玄関ドアやポストなどいたるところにマジックで、「〇〇は大嘘つきだ!」
「ここから出ていけ!悪党!」
など、たくさんの悪口が書かれていました。
消す前に証拠の写真を撮り、油性ペンで書かれた落書きを除光液で消しました。
その時の屈辱は言い表わせません。
うちが一体何をしたのか!!
こんなことが続けば私達家族がおかしくなってしまう。
家を売り払って引っ越しをした方がいいのでは、、
家族で話し合いを何度もしました。
警察やマンションの関係者の方にも相談しました。
しかし、実際は誰に相談しても何も解決できないのが現状でした。
Aさんは知人に、
「今まで色んな物を持っていったのに、お金をもらったためしがない。家に来ても菓子折りの一つも持ってこない。30年近くの時間と金を返せ!」
ということでした。
たしかに、私が幼い頃は近所の子供達とAさん宅に遊びに行ったり、うちに遊びにきたりとそういった交流はありました。
しかし、母がAさん宅に行くのはAさんが酔っ払って家に送り届ける時。
その時も、Aさんが眠るまで側にいてくれと言われ、やむを得ず家に入ったことはあります。
そして、色んな物を持っていったというのは、Aさんが大量に作って余った料理を持って来たこと。
それに関しても、母は何度も断ってきました。
しかしAさんは「うちはお父さんが少食で食べない。捨てるだけだから食べてほしい」です。
買って持ってきた物には、ほとんどお金を支払って買い取る形を取ってきたはず。
Aさんが主張している時間とお金を返せという言葉の裏には、うちからお金を取ろうとする意図がありました。
知人に、「1万でも気持ちを持ってくるものだ!」と言っていたというのです。
母は親しい人たちにも相談してきました。
Aさんの恐ろしさを知る周りの人たちは、お金で解決できるなら払って縁を切る方がいいでした。
正直、うちとしては腑に落ちません。
しかし、Aさん自身もこれでうちとは縁を切ると言っている。
もうどうすることもできない状態もあり、周りの人の助言どおり、Aさんには2万円を封筒に入れて知り合い通じて渡してもらいました。
Aさんはそれを素直に受け取りました。
しかし、結局はAさんの嫌がらせはそれでは終わらず、
民事訴訟へと繋がっていくことになります。