1996 Released
興奮度 ★★★★☆
デーモン小暮閣下のスキャンダルを発端にソニーレーベルを事実上のクビにされ、心機一転BMGビクターにレコード会社を移籍し、復活の狼煙をあげた再出発の第九オリジナル大教典。
これまでの作品より、グッとヘヴィ・メタル・サウンドになったのが特にうれしい。
ここ数作でアレやコレやとロックのジャンルを超えた挑戦も悪いとは言わないが、純粋にこのジャンルで演奏してくれた彼らからは、明らかに何かから吹っ切れたキレを感じる事が出来る。
離れてしまった昔の信者を呼び戻す事も出来るであろう、ダミアン浜田殿下やジェイル大橋代官と言った昔の構成員が作曲に参加をして素晴らしい楽曲を提供してくれたのも、非常にうれしい内容に捉えられる。
疾走メタルチューン #1 "地獄の皇太子は二度死ぬ" で信者の心を掴み、哀愁漂うメロディックな #2 "凍てついた街" で早くも気持ちが悪魔の世界に引き込まれる。
ダミアン浜田殿下が作詞と作曲をされた悪魔の様式美である #6 "メフィストフェレスの肖像"。
ここで聴けるルーク篁参謀が奏でた極上のギター・ソロには鳥肌が立つほどに鬼気迫るモノを感じた。
他にも大関,横綱級の楽曲が撮り揃っており、まさに王者の風格を感じる大教典である。

お気に入り収録曲: メフィストフェレスの肖像