こんばんは。5月の連休も終わって、次の日曜日も

今日で終わり、明日から新しい週の始まりですね

。どんな1週間になるでしょう?

連日の季節外れの強風で、洗濯物がよく乾きます…。

下の絵は、さとう わきこさん作「せんたくかあちゃん」の中の一場面です。


「きょうも いいてんきだねえ」

かあちゃんは くるくる うでまくりをして、

ぱっと カーテンをはずすと、ふとい うでで

たちまち あらってしまいました。うちじゅうの

ズボンも チョッキも くつしたも パンツも

シーツも まくらカバーも、あっというまに

たらいに ほうりこみました。うちじゅうのものを みんな あらってしまった かあちゃんは、

こどもたちに いいました。

「なにか あらうものを さがしといで」……


それを聞いた猫や犬、鶏やねずみ、この騒ぎを聞いた下駄箱の下駄や靴や傘もみんな逃げ出しました。かあちゃんはそれを見て、「とまれ!」

と叫び、みんなたらいに放り込んでごしごし洗ってしまいます。そして洗濯が終わると、庭の木から木へ、それでも足りず向かいの森の木も使って

縄を張り巡らします。そして洗った物をみんな干して洗濯ばさみでとめて行くのですが…

この見開きの絵がとても楽しいのです。色んなとんでもない物が干されているのですが、思わず笑ってしまったのはソーセージですね。


家の周りに木がたくさんあってそこにロープを縦横無尽に張り巡らして、何でも干してしまう…

しあわせな生活だなあと思います。憧れのハンモックだって出来ちゃいます。これを書いていて思い出したのですが、子供の頃家にあった雑誌の中に、フランスの奥様たちの生活を特集したページがあって、その中で自宅の前が小さな原っぱのような庭で、同じようにロープを木に結び付けて洗濯物を干していて、とても羨ましく思ったのを思い出しました。確か太陽がさんさんと降り注いでいて、奥様はブルーのダンガリーシャツにジーンズを履いていました…。


そして、かあちゃんは ごきげんで いいました

。「せんたくものを ほしたあとは ラムネ

のんだみたいに すっきりするねえ」