Myhistory51★「もう嫌なんだよ!」と別れを告げられる | 不登校の心配が信頼に変わる!子どもが笑顔になる不登校カウンセリング

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この「Myhistory」シリーズの記事は

すごく大好評をいただいていて。

正直、こんなに長くなると思ってもいなかったし

周囲のひとから好評をもらえると

微塵も思っていませんでした。

 

 

でもいつの間にか「続きが早く読みたい!」

と頻繁に言われるようになり今に至ります。

 

 

現在話は20代半ば。

まだまだこの先も長く続きますが

今までよりもう少しピッチを早めて

書いていこうと思うので

ぜひ、今後も読んでいただけたら嬉しいです!

 

 

私の生きてきた足跡が

あなたにとっての生きるヒントになりますようにキラキラ

 

 

 

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 

My history50の続きです。

 

 

 

「確かに派手な業界だけど

私は何も変わらないよ!!

そう言い切ったくせに。

 

 

生活リズムや行動、人付き合い

自分を取り巻くあらゆることが変化をしてきて。

私は自分の態度の変化にちっとも気づかないまま

彼の方は不安や心配を募らせていく。

 

 

でも私には悪気なんて一ミリもなかった。

だから厄介なのだ。

 

 

 

 

ある時。

いつものように大人数で飲んでいて

終電を逃してしまい。

じゃあ朝までみんなで歌おう!

ということで始発までカラオケにいた。

 

 

そして早朝の電車に乗り携帯を見ると

数回の着信履歴。

「家に帰ってからかけ直そう〜」

と思いながら家の前に着くと。

 

 

ん?!?!

彼のキーホルダーが落ちているではないか。

 

 

(え?あれ?・・・

もしかしてうちの前まで来たってこと?!)

 

 

うっわ!!

もしや、私と連絡が取れなくて

心配になってうちまで来た?!

 

 

一瞬では事情が掴めなくて

慌てて電話をかけると出たので、

「ごめん!電話もらってたのに出れなくて。

もしかしてうちの前まで来た?」と聞くと

 

 

「ん・・・・・うん。もういいよ。」

 

 

ガチャっ、ツーツーツー

電話が切れる。

 

 

え?

なになに?

もういいよって何が?

え、わからない〜!!

 

 

 

 

 

 

あたしは酒とタバコ臭くなった体をシャワーで流し。

彼の家まで車をすっ飛ばした。

 

 

運転中

もしかして怒ってるのかな・・・

もういいって何がいいんだろう・・・

うちの前にきちゃうほど心配かけてたんだ・・・

 

 

どうしよう

ごめんなさい

 

 

直接会ってまずは謝ろう!

うん、そうしよう!

 

 

そんな気持ちで車を走らせ到着。

 

 

 

(当時の私。眉毛の形が時代を物語る・・・www)

 

 

 

 

 

彼の部屋の前に行きピンポンを鳴らす。

誰も出てこない。

もう一度鳴らすとカチャっと扉が開いた。

 

 

「なんだ〜いたんじゃん!」

と笑ってドアに手をかけると

私の肩を押してバタンとドアを閉めてしまった。

 

 

えっ?

なに?

今、開けたけど、閉めたよね?

閉められたってこと?!

 

 

もう一度ピンポンを鳴らすと

扉の向こうからこういった。

「もう帰って。」

 

 

えっ?

もう帰ってって・・・言った?

 

 

私は耳を疑いながら

「なんでよ、開けてよ!」というと

 

 

「今は会いたくない。」

とハッキリ言われ

そこでようやく私は理解をし始める。

 

 

 

 

どうしよう・・・

怒ってるんだ・・・

これまでの私の態度に・・・

 

 

車に戻り出てくるのを待ってたけど

なかなか出てこないから

その日はもう諦めようと一旦帰宅した。

 

 

 

 

 

 

帰宅したけどずっと気になって

電話をかけてみたけど出やしない。

留守電を入れたけどかかってこない。

 

 

私はそこでやっと

今まで自分がしてきたことを振り返った。

仕方がないじゃん!って思ってやってきた

自分の行動を振り返ったら

仕方がなくないこともいっぱいあった。

 

 

連絡をすること、

心配かけないよう伝えること、

電話に出ること、

そんなことはいくらだって出来たはずなのに。

自分のことしか考えてない、

というか相手を思い遣れてない行動に気がついて

反省の気持ちが湧いた。

 

 

もっとちゃんと謝りたい!

この気持ちを伝えたい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思って、翌日の夕方も

彼の家まで行ってみることにした。

 

 

ピンポンを鳴らす。

誰も出てこない。

窓の中は真っ暗だった。

 

 

どこかでかけてるのかな・・・

車の中で数時間待ち続けた。

 

 

すると

遠くの方から数人の人が歩いてくる姿。

よく見ると、その中に彼が!

 

 

急いで車から降りると

驚いた顔をしてこちらをみている。

一緒にいた人たちはすぐに察して

じゃあねと散らばっていった。

 

 

 

 

私と一瞬だけ目を合わせると

すぐに目を逸らし部屋へいこうとしたから

「ちょっと待って!はなそうよ。」

というと

「何しにきたの?話すことないから。」

と素っ気ない。

 

 

「私はある。色々ごめんね。」というと

「もういいよ。もう無理だから帰っていいよ。」

その言葉を聞いた瞬間

 

 

やばい・・・

どうしよう・・・

 

っていうか嘘でしょ?

 

私と別れるつもりなの?

 

うそでしょ?!

 

 

この後に及んでも

私の気持ちは傲慢だった。

そしてその傲慢な気持ちは

一瞬にして打ち砕かれる。

 

 

 

 

 

 

「もう別れたい。っていうかもう別れるから。バイバイ。」

 

 

別れる?

バイバイ?

 

 

「やだ!!別れるのは嫌だ!!」

と言いながら腕を掴んで泣き出したら

私の手をうざそうに振り払い

「もう決めたから。」

と言って決して私の目を見ることをしない。

 

 

それでも私は駄々をこねた子どものように

「嫌だ!別れたくない!」と泣きじゃくり

もう一度腕を掴もうとうしたら

「もう嫌なんだよ。心配ばっかりしてるのが。」

と言った。

 

 

 

 

 

 

その瞬間家の前に落ちてたキーホルダーが浮かぶ。

ごめんなさいという気持ちと

別れたくないという悲しさで

私はその場で道にしゃがみ込む。

 

 

「別れたくない、ごめんなさい。」

 

 

今までの自分とは打って変わったこの態度に

向こうは驚いていたけど

私は必死だった。

好きにやってた私が

急に小さくダサくなった姿に豹変。

 

 

仕事や友達を優先にしてきてたけど。

恋愛っていつも後回しな自分だけど。

この人のことは、こんなに好きになっていたんだと

その時改めて気がついた。

今になって、失いそうになって、ようやく気がついた。

 

 

 

 

「本当に別れたくないです!!」

道に座ったまま気持ちを伝え

下げた頭をそっと上げると

彼は同情することも寄り添うこともなく

私を残したまま、部屋の方へと帰っていった。

 

 

当たり前だ。

今まで私が寄り添うこともしてこなかったのだから

そっくりそのままが返ってきただけなのだ。

 

 

 

 

でもその時は、そんなことに気づく余裕もなく。

 

バタンと音がするドアの中に消えてく彼をみながら

私はひとり、アスファルトの上に正座をしたまま

ただただ泣いた。

え〜んえ〜んと、それはまるで子どものように・・・・・

 

 

 

つづく・・・・・

 

 

 

 

 

・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・・*

 

 

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