人間が摂取した薬剤は、排泄することによって、
環境中の水に流れついていくことになります。
英国エクセター大学で行われた
英国漁業協会設立 50周年を記念するシンポジウムでは、
「英国の淡水魚の5分の1が、
オスからメスへと変化しつつある」
という発表があったそうです。
それは、排水中から河川などに流れ出した
経口避妊薬(ピル)が原因だった といいます。
それだけの量の個体の性別が変わるとは、
どれほど大きな影響なのでしょうか。
しかし、抗がん剤 も排泄とともに流れていると思うと、
もっと恐ろしくありませんか
抗がん剤の中には「細胞増殖抑制剤」といって、
細胞の増殖を遅らせたり停止させたりするとされる
物質が含まれるそうです。
そして、環境中に広がった薬剤や化学物質は、
飲料水として人にも循環する ことになるのです。
「環境中の抗腫瘍性化合物 - 特別に懸念される物質」 2014/12/06
(概要から抜粋)
抗腫瘍薬はガンの治療において重要だ。
一部はデオキシリボ核酸(DNA)と直接相互作用するために、
リスクの観点から最も重要だ。
活性の高い化合物である抗悪性腫瘍剤とその代謝産物は、
大部分が廃水中に排泄され、
μg/L 未満の範囲まで水生環境に存在する。
「DNA と直接、相互作用する」というのも、
なかなか恐い話ですね。
「抗ガン剤の環境への汚染の懸念が世界的に高まっている」
The Conversation 2024/05/16
以下は、世界の川や湖など淡水における「薬剤による汚染の状況」で、
1995年と 2015年を比較したものです。
色が赤ければ赤いほど、汚染度が高いことを示します。
日本は以前から赤くなっていますが、
世界全体を見ると、この20年で明らかに汚染が広がったことが わかります。
その後、新型コロナウイルスのワクチン接種 は、
2020年12月にイギリスで始まり、日本でも2021年2月に開始されました。
そして、それに含まれる
(高い炎症性と致死性を持つ)脂質ナノ粒子 が、
流れ出すことにもなりました。
しかも、世界でいえば数十億回分…。
「前臨床ワクチン研究で使用される
mRNA-LNP プラットフォームの脂質ナノ粒子成分は、
非常に炎症性が強い」 2021/11/19
(一部抜粋)
鼻腔内に送達された同じ用量のLNPは、
肺に同様の炎症反応を引き起こし、高い死亡率をもたらした。
成体マウスに
2.5μg から 10μg/マウスの範囲の LNPを鼻腔内接種し、
最大 8日間、健康状態と体重をモニターした。
10μgの LNPで処理した
マウスの約 80%が、24時間以内に死亡した ことが わかった。
「無錫、ファイザーの中国工場を買収」 2021/03/18
ちなみに、2022年からはファイザー社の生物製剤製造は、
すべて中国の無錫バイオロジクス社という企業が行っている
ということですから、
もうカナダのアクイタス・セラピューティクス社
(Acuitas Therapeutics)の脂質ナノ粒子が
使われているわけではないのだと思います。
話は戻りますが、
マウスで脂質ナノ粒子の鼻腔内接種を行ったら
80%が 24時間以内に死亡したというのに、
数億人の人間が それを接種しても
大半の人が とりあえず無事に過ごしているところを見ると、
人間が いかに生命力の強い生き物であることが わかります。
ただ、水中にいる魚などは全身に浴び続けるわけですから、
逃れる術はありません。
日本
もちろん、日本でも世界でもガンが急増し、
抗がん剤の使用が増えたはずです。
消毒剤による汚染も、無視することはできませんね。