Covid-19は、当初から気道感染症であると考えられ、
風邪やインフルエンザの延長線上としての扱いをされてきました。
しかし、脳や心臓や生殖機能(男女ともに)の障害、
生理機能の障害、血栓や血流障害などの血液血管障害、
ガンや自己免疫疾患というものまで
数多く報告されるようになって、
これは気道感染症とは違うんじゃないかと
考えられるようになってきました。
(自然感染したとして、そんな症状出ましたっけ)
そして最近、中国科学院 臨床研究病院の医学者たちから、
ある論文が科学誌ネイチャーに発表されました。
「COVID-19 における内皮機能障害:
エビデンス、バイオマーカー、メカニズム、
および潜在的な治療法の概要」
この結論は、
「新型コロナウイルス感染症とは、血管の病気」だということです。
言い換えると、
「スパイクタンパク質の感染が、血管の内皮障害を引き起こす」。
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2021年4月30日に、Circulation Research誌に掲載された
『新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が、
病気の発症に さらなる重要な役割を果たすことが判明』
と題された論文では、
ソーク研究所は、
「このタンパク質が、どのように細胞を傷つけるかを示し、
Covid-19が主要な血管疾患であることを確認した」
とあるのに、今更という感じですが、
副作用の説明として、必要になってきたのかもしれません。
血管の内皮を傷つけるウイルス
(あるいはスパイクタンパク質)であるならば、
血管が老化したり脆くなったりしている
高齢者の方が重症化しやすいはずですし、
血管ならば全身に症状が出ても おかしくないですからね。
例えば発熱なんかも、
全身の血管の内皮が炎症、損傷を起こしている状態ならば、
発熱は当たり前とも言えます。
そして、そのように内皮に問題がある場合、
アセトアミノフェンで解熱しても、
ほとんど意味が無いということになります。
また、この論文の
「内皮機能障害と COVID-19 関連の多臓器損傷」
というセクションでは、
症状が全身に起こることが わかりやすく図解されています。
これを見ても、もはや
「そりゃ、そうでしょう」としか思いませんけども。
ただ、この図は自然感染を示したものだそうですが、
それについては全く信じられません。
それはともかく、
すべての症例が、血管内皮の機能障害が原因となっています。
だから、筋肉注射にして、逆血確認させなかったんでしょう
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