※『In Deep』さんの記事をご覧ください。

 

関連記事:

マスクを外せない日本に生まれた悲劇

上の記事に載っている関連記事も重要なのですが、

マスク社会にある子どもたちが、

自身の酸素不足と

周囲の人間から言語と表情を学ぶ機会を失うことで、

認知能力、言語能力、読解力、感情の判断能力、

臓器の発達など、

さまざまなところに欠陥を抱えてしまった

という話をしてきました。

 

[子どものマスク着用見直しを 都医師会、発達への影響懸念]という報道 | BrainDead World (nofia.net)

そして、5月15日、都医師会の理事から、

マスクの着用が続いたことで、

「喜怒哀楽が分からず、

 友達とのけんかが多くなったという事例が、

 幼児から小学校低学年の児童で増えている」

との発言がありました。

 

感情が抑えられずどころか、

「喜怒哀楽が分からず」という原因は、

これまでに多いことではなかったのではないでしょうか。

(もちろん、表情が見えないということもありますが)。

その子どもたちは、いつになったら分かると思いますかはてなマーク

今後しばらくしてマスクをやめることになったとして、

学ぶ機会を逸した子どもたちの成長は、

コロナ禍以前と同じようにはいかないでしょう。

 

それに、マスクを外したところで、

「黙食」だのと、

会話(唾や呼気)を

忌むべきもの、危険なものと叩き込まれたら、

やはり会話は減るでしょうし。

他人はバイ菌だと教え込まれたんですから。

コミュ障どころじゃないですね。

コミュニケーションができない子ども。

この虐待は取り返しがつきません。

会話が減れば、もちろん脳の発達も阻害されます。

 

Covid時代の赤ちゃんは「話す」ことが少なくなり、将来の読書の課題を示しています (forbes.com)

このフォーブスの記事の中では、

交互に話す会話、

相互作用がある会話が減ったことにも、注目しています。

会話は、相手と言葉のキャッチボールをすることです。

キャッチボールの経験がなかったら、

相手がどんな球を投げてくるのか

予想もつかないでしょうね。

そうして、2021年には、

乳児たちの言語機能の劇的な低下が見られたのです。

 

子どもたちには強い回復力があるとはいえ、

生まれてから最初の 1000日間は、

その後の成長にとって非常に重要です。

そして、それを成長後に補うことは難しくなってくると、

米ブラウン大学のショーン・デオーニ博士は言います。

 

この悪影響は今後に繋がっていきますが、

せめて相互的な会話を増やす努力をしてほしいと思います。