「パンデミック中に、ブラジルの6~7歳児の4割が
《読書き不可》であることが非政府団体の調査で判明」
という記事がありました。
具体的には、2019~2021年に、
読み書きができない6歳と7歳の子どもの数が 66.3%増加しました。
その数は 2019年の140万人から
2021年には 240万人に増加したとのことです。
その原因は、
パンデミック中の対面授業が停止したことで、
遠隔授業に必要な
特定チャンネルを受信できるテレビやチューナー、
タブレット、コンピューター、携帯電話などを
用意できない家庭の子どもが、
勉強の機会を奪われたからということです。
そのように、人種の差による違いや
世帯の経済状況による差などがあったとしても、
識字率が低下していない群はひとつもないといいます。
ただ、読み書きというレベルも取得できないというのは問題で、
これは対面授業を受けられなかったからというだけでなく、
マスクやロックダウンによって、
人と交流する機会が減ったり
酸素不足等で知能が低下したことも要因になっていると思います。
関連記事:乳幼児の未来…
上の米フロリダ州の言語聴覚士によると、
認知症のような子どもが非常に増えた、
周囲の何にも、たとえば親にも興味を持たない
というような乳幼児も増えているようだといいます。
読み書きがどうの以前の問題です。
これから何を考え感じ、何を学ぶことができるのか…。
なんとも胸の詰まる話です…。
これは海外の話だけでなく、
異常にマスクに執着する日本でも、必ず起こっているはずです。
成長中の子どもだけでなく、長時間つけ続けていた人たちにも。
2020年のドイツの研究内容を表にしたものです。
年齢が上がるほど「学習障害」の率が高くなっています。
そして、今年の大学入学共通テストでは、
多くの科目で「過去最低」となっているそうです。
問題が難しくなっただけではないような気がしますね。
酸欠による脳の損傷は不可逆的な機能障害ですから、
戻ることはありません。
ほんの些細な酸欠でも、2年も続けば、脳は壊れます。
脳が壊れてしまったら、それから いくら勉強してもダメなのです。
勉強はともかく…
特に成長中の乳幼児は、まともに生きていけるのか…。
関連記事:
損傷を受けたのは、脳だけではありません。
心も体もです。
虐待となる感染対策、致命的になりうる接種、人々の分断。
人々が壊れていく姿が見えないとしたら、
それは手遅れということです。