韓国中央日報に、こんな記事がありました。

20代女性2人、「人間BSE」変異種CJD感染疑い患者として登録…防疫当局が調査=韓国

 

 

(一部抜粋)

 

CJDは痴呆のような退行性脳疾患だが、進行が非常に速いのが特徴だ。

脳に変形タンパク質が作られた後、スポンジのように穴ができる。

主に60代以上から発病すると言われているが、

最近では「人間BSE」と呼ばれる変異種CJDが、

20代の間で頻繁に見つかるようになった。

約220件の変異種CJDのほとんどが20代だった。

 

 

クロイツフェルト・ヤコブ病は、難病情報センターによると、

年間100万人に約1人で、平均発症年齢は68歳だそうですから、

二十代で頻繁に見つかるというのは異常です。

 

 

関連記事:

J.バート・クラッセン医師/プリオン病のリスク

ワクチンとプリオン病、感染率

ワクチンとALS、そして女性の生殖機能への影響

プリオン病を引き起こす可能性/J.バート・クラッセン氏

 

 

上の関連記事の

ワクチンとプリオン病、感染率」にある

COVID-19 RNA Based Vaccines and the Risk of Prion Disease
「RNAベースの新型コロナウイルスワクチンと プリオン病のリスク」

という論文で、

mRNA(スパイクタンパク質)が

TDP-43とFUS というタンパク質を

病理学的プリオン構造に変換する可能性があるという話をしました。

そして、現在 韓国で問題になっている

クロイツフェルト・ヤコブ病もプリオン病。

 

 

ステファニー・セネフ博士

(マサチューセッツ工科大学

 コンピューター科学人工知能研究所上級研究員)も、

このmRNAワクチンが、

膜に入りたがらない異常なスパイクタンパク質を

生成してしまうかもしれないことを、懸念していました。

 

 

スパイクタンパク質がプリオン病に関係しているのなら、

全年齢層で起こるのではないかと思いますよね。

なのに、ほとんどが20代だったとは…。

若い人の方が、

それらのタンパク質(TDP-43とFUS)に影響を受けやすいのでしょうかはてなマーク

その若さで頻繁に起こるものではないので、

これはワクチンの影響だと考えられます。

 

 

そして、これは他人事ではなく、

接種率の上がっている日本でも、既に始まっているのではないかと…。

でも、接種から時間が経つと余計に、因果関係を認めてもらえないでしょう。

 

 

専門家は、こうなることを知らなかったのでしょうかはてなマーク

そんなはずはありません。

 

 

2017年の厚生労働行政推進調査事業の資料に、

こんなものがありました。

 

 

平成 29 年度 厚生労働行政推進調査事業

異種抗原を発現する組換え生ワクチンの開発における品質/

 安全性評価のありかたに関する研究」

                       総合報告書より

 

 

開発が進められている組換えウイルスワクチンは、

その高い有効性が期待される一方で、

新生児、妊婦及び免疫抑制状態の患者等へ接種された場合の安全性は、

従来のワクチンとは大きく異なる可能性がある。

 

 

特に、増殖性のある組換えウイルスワクチンを用いる場合には、

第三者への伝播の可能性が高くなり、

ウイルス排出による安全性リスクを慎重に評価する必要がある。

このため、組換えウイルスワクチンにおいては、

従来のワクチンとは異なる品質、非臨床、

臨床評価及び安全性確保の対策を追加する必要があると考える…(略)

 

 

…(3) 生殖細胞への組込みリスクの評価について

生体内分布試験において、

組換えウイルスが生殖組織に分布する場合は、

「ICH 見解

 『生殖細胞への遺伝子治療用ベクターの

    意図しない組み込みリスクに対応するための基本的な考え方』について」

(平成 27 年 6 月 23 日付事務連絡)を参考として評価すること。 (pmda.go.jp

※ICH とは、厚生労働省の日米EU医薬品規制調和国際会議という専門家機関。

 

 

上の文にある

〇 ICH見解「ウイルスとベクターの排出に関する基本的な考え方」について

という資料は、平成27年(2015年)のもの。

この中で、排出と伝染について触れられています。

排出(shedding)とは、

 ウイルス/ベクターが

 患者の分泌物や排泄物を介して拡散することと定義する。

 ウイルス/ベクターの排出を、

 生体内分布(例えば、患者の投与部位から全身への広がり)

 と混同してはならない。

 

 排出の評価は、第三者への伝播(transmission)のリスクと

 環境へのリスクを把握するために利用することができる。

 

 …対象となるウイルス/ベクターが由来する

 野生型株の既知の特性に関する情報は、

 排出試験計画を立案するための基本的要件である。

 増殖能は考慮すべき重要な特性である。

 増殖性ウイルス/ベクターは、

 患者体内に長期間存続するおそれがあり、量も増える可能性がある。

 (増殖性ではないものの、スパイクタンパク質を作り出すので、

    結果的には増殖性と同じ意味)。

 従って、

 排出の可能性は増殖性ウイルス/ベクターでより高く、

 伝播の可能性もより大きいことになる。

 

 増殖性ウイルス/ベクターでは、分子変異体の分析も重要であり、

 分子変異体が出現した場合は、

 ウイルス/ベクターの排出に影響を与える可能性がある。

 

 …排出試験を計画する上で考慮すべき

 増殖性ウイルス/ベクターの その他の特性として、

 予測される感染期間が

 短期間なのか長期間なのかということがある。

 

 ウイルス/ベクターが野生型株とは異なる細胞/組織指向性を示すように

 遺伝子組換えがなされているか、

 患者の免疫状態が

 ウイルス/ベクターの排出に影響を与えるかどうかなどを考慮する必要がある。

 (mhlw.go.jp)」

 

 (ファイザーワクチンは、配列を編集していて、

  野生のコロナの1000倍のスパイクタンパク質を作り出します。)

 

 

つまり、

「特に排出と伝播に注意しなければならない」ということを、

2015年には日本で提言していたと。

 

 

さらに、

生殖細胞への遺伝子治療用ベクターの意図しない組み込みリスクに対応するための基本的な考え方について」という資料では、

遺伝子ワクチンの組換え遺伝子が、

「その人のゲノムに組み込まれる可能性」について書かれています。

2006年10月25日の日付になっていますから、およそ15年前です。

 

 

「遺伝子治療用ベクターは、

 疾患の治療、予防又は診断を目的として

 遺伝子を患者の細胞へ導入するために設計される。

 遺伝性疾患の治療において、

 長期間にわたる効果的な遺伝子発現が求められるケースでは、

 導入遺伝子を

 目的細胞の染色体へ組み込むことが治療の最終目的となる。

 

 さらに、導入遺伝子の染色体への組み込みは、

 一般に組み込み能があるとは考えられていないベクターでも

 低頻度とはいえ起こりうることである。

 

 標的細胞へのDNAの組み込みは望ましいことであり、

 また容認しうることであるが、

 非標的細胞への組み込みは最小限に抑えるべきであり、

 生殖組織においては、可能性は低いものの

 生殖細胞が改変されるおそれがあり、特に懸念されるものである。

 

 染色体への組み込みが起こると、

 (正常な)遺伝子構造を修飾したり遺伝子発現を妨害、

 誘発する遺伝子の再配列や挿入変異が起こる可能性がある。

 

 さらに、新しい遺伝子治療技術により作製される、

 より高い力価、より高い導入効率、

 あるいはより広い指向性を有するベクターでは、

 生殖細胞への意図しない

 組み込みリスクに対する懸念が高まる可能性がある。

 

 ICHに参加している規制当局は、

 現在の科学的、倫理的及び法的な議論に基づき、

 生殖細胞への直接の遺伝子組み込みを目的とする

 遺伝子治療の臨床試験は

 実施すべきではないということで合意している。mhlw.go.jp)」

 

 

つまり、こういうことが想定されていたと。

染色体へのワクチンなどの

 組換え遺伝子の組み込みは「起こり得る」

生殖細胞が改変される恐れがある

正常な遺伝子構造が変えられてしまう可能性がある

 

 

関連記事:遺伝子組み換えが立証されたにも、

米マサチューセッツ工科大学、アメリカ国立がん研究所、

ホワイトヘッド生物医学研究所(最先端の遺伝子研究所)の科学者たちによる

こんな論文が載っています。

 

 

Reverse-transcribed SARS-CoV-2 RNA can integrate into the genome of cultured human cells and can be expressed in patient-derived tissues
「逆転写された SARS-CoV-2 RNA は、

 培養ヒト細胞のゲノムに組み込まれ、患者由来の組織で発現することができる」

 

 

ここでは、

「ベクターDNAの次世代への移行につながる可能性」という表現があり、

世代を超えて遺伝子の変更が伝わる可能性を示していると思われます。

 

 

最後に、内閣府所管の国立研究開発法人

「日本医療研究開発機構」の 2020年2月の資料を。

伝令リボ核酸に関する規制動向調査報告書2020年2月20日

79ページ目から、

専門家たちによるヒアリングの質疑応答が書かれています。

 

 

(問い)

天然に存在する修飾のみを含むmRNAなら問題ないとのことであったが、

生体内に過剰に存在させてしまうという量についての懸念はあるのか。

 

(答え)

結論としては全く未解明である。

同じタンパクをコードしたmRNAが細胞内に一気に入るとどうなるかは、

悲観的に考えると何が起こるかわからないという懸念が、実はある。

 

 

と言いながらも、ワクチンは全国展開され、

バンバンと推進されていったのでした。