https://scivisionpub.com/pdfs/covid19-rna-based-vaccines-and-the-risk-of-prion-disease-1503.pdf
『RNAベースの新型コロナウイルスワクチンと
プリオン病のリスク』
COVID-19 RNA Based Vaccines
and the Risk of Prion Disease
医学博士 J・バート・クラッセン氏
J.Bart Classen MD
この論文では、
ファイザー社のCOVID-19ワクチンが、
プリオンベースの疾患を誘発する可能性について
評価する。
これらのワクチンのRNA配列と
スパイクタンパク質の標的相互作用を分析し、
細胞内RNA結合タンパク質
TAR DNA 結合タンパク質(TDP-43)と
Fused in Sarcoma(FUS/※RNA結合タンパク質)を
病理学的プリオン構造に変換する
可能性について分析した。
結果は、ワクチンRNAが、TDP-43とFUSを、
それらの病理学的プリオン確認に
折りたたむように誘導するかもしれない、
特定の配列を持っていることを示した。
現在の分析では、
合計16のUGタンデムリピート(ΨGΨG)が特定され、
追加のUG(ΨG)リッチ配列が特定された。
また。2つのGGΨA 配列が見つかった。
注)タンデムリピートとは、
DNAで発生する「縦列反復」と呼ばれるもので、
1つ以上のヌクレオチドの配列が
連続して繰り返すことだそうです。
潜在的なグアニン四重鎖(G-quadruplex)配列が
存在する可能性があるが、
これらを検証するには、
より高度なコンピュータープログラムが必要だ。
さらに、ワクチンRNAの翻訳によって作成された
スパイクタンパク質は、
亜鉛含有酵素である
アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)に結合する。
この相互作用は、細胞内亜鉛を増加させる可能性がある。
亜鉛イオンは、TDP-43を
その病的なプリオン構成に変換することが示されている。
TDP-43とFUSを 病理学的プリオン確認に折りたたむと、
ALS、前頭葉変性、アルツハイマー病、
その他の神経変性疾患を引き起こすことが知られている。
同封した所見および追加の潜在的リスクから、
著者は、SARS-CoV-2に対する
RNAベースのワクチンの規制当局の承認は
時期尚早であり、
これらのワクチンは、
ベネフィットよりもはるかに多くの害を
引き起こす可能性があると確信している。
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なんだか難しい話ですが、ワクチンRNAが、
「TDP-43」と「FUS」を誘導するかもしれない配列を、
持っているというような話です。
「TDP-43」は、理研の
「TDP-43タンパク質の安定化が
神経難病ALSの発症時期のカギ」
というウェブページによると、
◆ALS発症年齢とTDP-43タンパク質の半減期が相関する
◆TDP-43タンパク質の安定化が、
運動神経細胞の細胞死を誘導する
ことがわかってきているようです。
このTDP-43タンパク質の安定化が、
ALSの発症につながると。
Fused in sarcoma (FUS)は、RNA結合タンパク質で、
主として核内に局在し転写、選択的スプライシング、
RNA輸送など RNA代謝全般に機能する分子である。
近年は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の
原因遺伝子および病態関連分子として注目されている。(脳科学辞典)
この辞典には、
「FUSは家族性ALSの原因遺伝子であり」
と記されており、
本来は「家族性の原因遺伝子」ということですが、
外部から誘導される可能性があるのかもしれません。
なお、論文の最後で、クラッセン博士は、
「生物兵器」という言葉を用いています。
アメリカ外科医協会の前会長である
リー・メリット博士と同じ論調ですね。
そんな心配がある中、ワクチンキャンペーンが行われ、
全世界の感染者数の7日移動平均も、
死者数の7日移動平均も「増加」しています。
グラフの推移を見ても、
じきにパンデミック以来の
最大感染者数を超えてくるものと見られます。
ワクチン接種者は8億人に迫っていますが、
これまでの累計の新型コロナウイルスの感染確認数は
1億3727万8683件です。
ワクチン接種が自然感染をはるかに追い抜いています。
さて、ここでイスラエルの状況を。
Israel COVID-19 study finds South Africa variant able to 'break through' Pfizer vaccine
アメリカFOXニュースの4月12日の記事ですが、
「南アフリカ変異種は、
ワクチン接種を受けていない人たちより、
接種を受けた人々のほうが8倍多く感染していた」
ことがわかりました。
ということは、
仮にどこかの国や地域で
南アフリカ変異種が流行し始めた場合、
「コロナクチンを打った人が多くなればなるほど、
感染者はそれまで以上に増えていく」
ということになります。
その差は今回の研究では8倍ですから、
場合によって、今後、
指数関数的な感染者数の増加が見られる
国や地域が増えていくのかもしれません。
それを止める方法は、
集団のワクチン接種を停止する以外にはありません。
しかし、それが中止される兆しは、
世界のどこにもありません。
新型コロナウイルスのパンデミックは、
ワクチンにより収束するのではなく、
ワクチンによって、
ついに本番を向かえる可能性が高くなりました。