変な話で申し訳ありません。
東洋医学に方向を変え、これまでに変わったことの1つに鼻水がある。
そもそも鼻水は、主成分を「血漿・けっしょう」と言います。
血漿は、肝臓で作られ、毛細血管を通り全身を巡ります。
その中で、鼻の粘膜の毛細血管から染み出たものが鼻水。
鼻の中を湿らせたり鼻毛に付いたりして肉体を花粉や細菌や感染から守っています。
スピッツ(試験管)に血液を入れ、立てておくと40分程で下に赤い塊が沈み、
上に残るのが「血漿」。
今回、昆布の出し汁を飲み、特に蕎麦を食べると途端に鼻水が出る。
蕎麦の実は「胚芽」の塊と言っても過言ではない。
4~5分、鼻から流れ続けます。
勿論、風邪をひいた訳では無く、血流が勢いを増した証だと私は信じています。
故に、鼻カスも増える訳で、嬉しいやら困るやら。
鼻カスは、呼吸によりキャッチされた埃やゴミや細菌などが、血漿に取り込まれ、
体温により温められ、血漿の中のタンパク質が固まったものですが、
鼻水は、鼻の中の毛細血管が頑張ると一時的に送出増になり鼻から滴り落ちます。
鼻の機能は3つ、フィルターと空気の保湿に保温。
冷たい空気や乾いた空気や細菌や花粉やウイルスが肺に入るのを防いでいます。
元気な内は小学高学年位から60歳位まで鼻水の生産量は一定で、
1日に約1.5Lが作られますが、90%以上は常に喉に流れ込み、
喉の繊毛などと力を合わせ肉体を守っています。
60歳を過ぎるころから生産量は減ると言われる鼻水に鼻カス。
つまり、私の場合、名も知らぬ草の不味いお茶や昆布の出し汁、
胚芽の塊を口にした直後の4~5分、鼻水が出るのは仕方ないことなのです。
ちなみに、人間の鼻は機能的にも左右対称ではないので、鼻水は左右何れかから出ます。
両方の鼻の穴から鼻水が同時に出ることは殆どありません。