妻入院の病院まで約1時間 | 夢みるバク

夢みるバク

日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

今まで住んでいたカナダの街だと約20分距離の場所。

約時速90Kで走れたからね。


北海道は道は判り易いが、街に入ってから迷う。

狭心症・心筋梗塞・脳卒中の可能性を抱え運転せざるを得ない。

不整脈はとうとう2拍3拍に一度飛ぶようになった。


街に入り、3度とも走る道が違うと覚えられない。

信号が縦なのがおわかり頂けるだろうか、雪のせいで北の国は縦信号が多い。

帰り道はスケートリンクを走っているようになる。

チョットブレーキペダルを踏むと20Mは滑る場所もある。

     

妻は、未だリハビリ医と私の区別がつかない。

大動脈解離などという病に罹っては、その程度の混乱は当然。

私に向い敬語を使う。

テレビは面白く無いから見ないと言う妻だが、私への気遣いである。

妻はテレビは観れてはいない。

相変わらず左右の手の体温が違う。

当然冷たい方の手には血流が無いのである。

そんなことも、私には当然想定内。

兎に角、待つしか無いのである。

気長にね。