欲の二股 | 夢みるバク

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日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

これまでの友や級友の口ぶりから、私が欲の二股を望んでいたことは事実だと思う。

1つは資金の増加であり、もう1つは「証への証明」と言う欲が働いたことも事実であろう。

当然、彼たちの本音の部分では、極端には「捨てても良いか」という気持ちがある。

「見舞金の積りで」と書くと、額は当然高くはなるが、
「利益の返金」を全く期待していないと書くと、それも違うような気もする。

当然、100万が200万になって戻るとは考えてもいない。

私の気持ちの中に、「驚かせてやろう」という邪な気持ちが無いと書くと又嘘になる。

要は、私の仕事は博打なのである。

現役を退いた彼らに、銀行が勧める投資話よりは驚かせる可能性は高い。

一年後の7月12日か13日が約束の返還日である。

彼らの反応が、今から楽しみなのである。

世の中の常識に「友との絶縁を望まないなら金は貸すな」

「貸した金が戻るとは思うな」というものがある。

少なくとも、彼らが私と連絡が取れないような結果にはしたくは無いのであるが、
昔から、そういう時ほど軽蔑される結果を残したくなる変な癖も私にはある。

勿論、彼らも愚かではないが、
心の隅にチョットしたドキドキお遊び感を味わいたいのも事実かも知れない。

現在、銀行が勧める投資の平均利回りは、健全と言われる所で5年で約7~8%である。

簡単に書くと100万が5年で135万になると言う事。(税引き前の試算)

私は、5年ではなく1年で、その約2倍を企んでいるのである。


当然、公には違法となるので、友人と級友たちの分については見舞金の形は取ろうと思う。

日本の税法上、給与課税対象になるかも知れないが、それだけは私にはどうしようも無い。

但し、友から見舞金を貰い、感謝の返礼は違法とはならないと考えている。

日本独特の考え方に「社会通念上相当と認められる」という下らない考え方もあるが、
私もプロである、友情にヒビが入らない良策は様々知っている積りである。

なんせ、昔は、窓口の税務職員が横を向いた隙に税務署印を自身の提出書類に押し、
堂々と銀行に提出した人間だからね。

このオヤジ、国に対しては結構反逆児、そういう点だけは結構「悪」な人間だと思う。