最近、つくづくと、そう思う。
結局、人は、自身の幸せを求めて彷徨い歩く生き物だと思う。
自らが、漸く見つけた桃源郷。
例え、その場で幾度繰り返し「俺は、今泣き叫びたいほどの感動を生きている」
そう叫ぼうと、同じページを繰り返し読むようなものなのだ。
ならば、始めから、1行読んで、ページを閉じれば良いのである。
もう、これ以上の喜びも感動も無いのである。
そろそろ、愚かな我欲にも、ドットではなく、ピリオドを打たなければならないであろう。
人は結局、全ての喜びにも感動にも、飽きてしまうのである。
暫く、転寝の時を過ごそうかと思う。
眠りの中で、また幸せな夢をみながら、「ありがとう」の言葉を重ねて。
そして・・夢の中で、野生の秋明菊を探す旅にでも出ようかと思ったりしている。