4/17 矢印上向きなおちゃんです。
友達が熱心にすすめているので、あまり深く考えもせず、自主上映の映画を観に行った。
タイトルは「先祖になる」
東日本大震災で被災して家族や家財を失った岩手県陸前高田市気仙町に住む、震災当時77才のおじいさんと、おじいさんを取り巻く地元のみなさんの、ドキュメンタリー映画。
岩手県陸前高田市気仙町はここにあります。
主役の直志さんが言うのは
『当たり前のことを当たり前にするだけ』
『夢かもしれないけど夢を叶えたい』
村の復興で仮設住宅をどこに建てる、いつ建てるなどと、行政の方と話ししてて
「俺たちに3年後はない(行政の答えを待っていたら何年かかるかわからない)」
47才消防団の息子さんが目の前で津波に流された。
考えたことは、田んぼ、畑がなくなった。今年作る田んぼの確保をどうするか。
米ができないと収入にならない。生きていけない。
祭りで使う大木を伐採する。
切り倒した切り株に新芽を差して神様に感謝を捧げる。
最初は淡々としている姿に違和感を覚えたが、あるがままをあるがままに受け止め、怒りもせず、がっかりもせず。
私が解説するよりも、オフィシャルHPを見て、「観たい!」と思って足を運んだり、自主上映をしたりして欲しいと思います。
http://senzoninaru.com/