走り始めて、最初の2キロはキロ6分10秒くらいそんなに速くないです。
寒くてやる気もなくて、ここはアップダウンがすごいと聞いていたのでタイムは考えてなかったです。
そのうち、キロ5分35秒くらいで走っていきました。
カッパが長かったので、走りずらい。
そのうち前に所属する走友会の重鎮F氏の姿が見えました。
御年76歳、若潮マラソンは19回?くらい走っているとか。そして、ずっとここでサブ4を維持しているのです。
すごいです。尊敬しているランナーです。
「ここはね、後半が坂が多くて辛いんだよ。最初のハーフは2時間くらいでいいんだよ」
とのアドバイス。
〔いや、私は完走が目標でサブ4なんて、こんな気候で狙ってませんよ。〕
と思ったのですが、76歳でなおサブ4を狙ってらっしゃるF氏にそんなこと言えなくて
「はい、わかりました。」とだけ言いました。
そして、ハーフのタイムは1時間59分というほとんど2時間くらいでした。
そのころ、雨が止んだのでカッパを
脱いでしまったのですが、雨がやんでも寒いので脱いだことを後悔しました。
「それじゃ、ここからちょっとスピードを上げるからね。」F氏が前を走って行かれました。
私はF氏から10メートルから15メートル離れて35キロくらいまでついていったのですが、そのあとはちょっと…、、
海添えに行くと風が吹いていて、濡れた体にかなりつらい。
でも4時間ちょっとでゴールできました。
F氏のおかげです。
走友会にこんなすごい方がいるとアラカンだから、などと言ってられないと励みになります。