みなさん
こんにちは
川代です
人は死ぬと49日間かけて、あの世に行きますが
初七日あたりで三途の川に到着するらしいです
三途の川は幅が400kmあり、めっちゃ広いようです
平安時代あたりまでは、生前の行いに応じて
三途の川を
橋を渡って歩くもの、
流れも緩やかで浅瀬を歩くもの、
流れも急で深瀬を歩かされて者もいるようですが
現在では、三途の川につくと船が待っていて、
そこで六文払い、船で渡るという考え方です
ですので、実際に納棺のときに
棺桶には六文の銭をいれますね
当然、現在では硬貨をいれるのは火葬の妨げになりますので
一文が六個描かれた紙を入れます。
この世からあの世に行くのに
簡単に言うと七日ごとに裁判を受けます
裁判官が以下の通りです
初七日 不動明王 ふどうみょうおう
二七日 釈迦如来 しゃかにょらい
三七日 文殊菩薩 もんじゅぼさつ
四七日 普賢菩薩 ふげんぼさつ
伍七日 地蔵菩薩(またの名を閻魔王)じぼうぼさつ(えんまさま)
六七日 弥勒菩薩 みろくぼさつ
七七日=四十九日 薬師如来 やくしにょらい
この七人の裁判官の審議をうけて六道のうち
どこに行くかが決まります。
この間に遺族はお花や線香、ローソク、食べ物、そしてお経をあげることで、故人を応援するわけです。
ちなみにお線香や花、果物は良い香りがしますね、故人にとって香りは、ごはん という考えです。
で、最終審判の四十九日はやはり大事なわけです、
が
仏教はありがたいことに三回も再審をしてくれます
これが以下です
百箇日 観音菩薩 かんのんぼさつ
一周忌 勢至菩薩 せいしぼさつ
三回忌 阿弥陀如来 あみだにょらい
ですので、それぞれ法要を行い、故人を応援するわけですね
ちなみに菩薩(ぼさつ)と如来(にょらい)ですが
簡単にいうと如来はすでに悟りを開いています
菩薩は、まだ悟りを開いておらず如来になるために修行中の身ということになります
ですのでどちらが偉いかと言えば如来です
修行中である菩薩にはレベル(ランク)がありなんと52階級あります
これを菩薩五十二位といいます
数字が一番大きい52が最高ランクで妙覚(みょうがく)といいます
相撲でいえば横綱ですね。
それにしても観音菩薩、
つまり観音様がまだ修行中の身とは驚きました
私達もまだまだ頑張らないといけませんね。