49日 | 税理士業界に革命を!川代の闘魂ブログ

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みなさん

 

こんにちは

 

川代です

 

令和4年7月22日

 

祖母の四十九日です

 

こういう機会がないと仏教とか勉強しないので

仏教の教え(考え)を勉強したことを記しておきます

 

人が亡くなると三途の川を渡りあの世に行きます

 

そして六道といって六つの世界のうち、いずれかに

生まれ変わります(何度も生まれ変わることを輪廻転生)と言います

 

六道とは以下の六つの世界です

 

・天道

 基本的にはストレスのない良い世界ですが

 寿命もあり亡くなるときは苦しんだり嫌なこともあります

 

・人間道

 私たちが今、生きているこの世ですね

 良いことも悪いことも沢山ある世界ですが、

 人間なので仏教を学べる唯一の世界です

 

・修羅道

  簡単に言うと、争いごとばかりある世界で

  生まれて死ぬまで喧嘩しているような世界です

 

・畜生道

  鳥、獣、虫の世界で苦しみを受けて死ぬ世界です

 

・餓鬼道

  やせ細った鬼で喉は針の穴ほどしかなく

  苦しむ世界で、食べ物を口に入れようとすると

  口元で食べ物が消えてしまい苦しい世界です

 

・地獄道

 罪を償わせる世界

 灼熱地獄や極寒地獄など、いうまでもなく苦しみの世界です

 実は地獄でも寿命があるのですが、地獄の種類にもよりますが

 寿命が4000歳とか、1億歳とか、途方もなく寿命が長いので

 その分、苦しみ続けます

 

以上 六つの世界がありますが

ここで疑問なのが地獄はわかりますが、天道というのが、いわゆる

一般的に言う天国なのかなと思いますが違います

 

そもそも天国というのはキリスト教のことばなので仏教では使いません

仏教では、天国のことを極楽浄土といいます

 

で、では極楽浄土が上記でいう、天道なのかと言ったら、これも違います

 

極楽浄土は、上記六つの世界のさらに上にあるという考えです

ですので極楽浄土に行くために六道を輪廻転生し、修行して

極楽浄土へいくという考えです

 

なお浄土宗では死後、すぐに極楽浄土に行く という考えなので

六道とか49日とか考える必要がありません

 

この世からあの世に行くことを往生(おうじょう)と言います

 

大往生なんて言葉がありますが、基本的に「長寿」で「病気」もせず老衰で亡くなったことを言います。

 大往生という言葉は、身内が使う言葉ですので

身内でない人間が、身内の方に「おばあちゃん、大往生でしたね」とかは言わない方が無難です。(どういう状況はわかりませんから)

 

で、この世からあの世に行く準備期間が基本的に49日かかるわけです

これが49日です

この49日間のことを中有(ちゅうう)とか中陰(ちゅういん)といいまして

最終日の49日目を満中有とか満中陰といいます