9日後場の東京市場は、平均株価が上げに転じ、一時1万4559円16銭(前日比70円49銭高の小幅はんぱ)で引けた。
昨日のNY ▲238㌦安を受け、波乱の兆しはあったものの、一先ず安心感が広がった。
後場は、昼の立会い外バスケット取引で、買い優勢の流れで、主力株への押し目買いや、買い戻しの動きが続いたようだ。
NY金先物の最高値更新を受けたことから、更に現物逃避が継続している模様。
軒並み、世界株式市況とは逆行して、米国のインフレ関連の商品銘柄が上昇に推移している。
サブプライムローン問題の影響が繰り返し出ており、米景気対策で具体策が打ち出されるまでは、こんな調子が続くと思われる。