今回のブログは、ロードレース男子部、6年間の想いも込めて書かせてもらいます。(長すぎます)
まず始めに、ご視聴ありがとうございます。皆様の応援が我々の励みとなり、頑張れました。
最後一緒に走れなかったシュガーの代わりは無理でしたが、何とか走りきることができました。
一緒に走った仲間。我々を支えてくれたスタッフの皆さん。そしてその両方に居た林さん。感謝は返しきれません。
綺麗事や定型文みたいに、感じれますが本音です。
今回の男子部は、いつもの五郎さんと林さんに、ヤッシーと樹です。ヤッシーも古い付き合いですが、実は樹も古く私が国体に行った時からですから、もしかしたら五郎さんより前かもです。
そんな古参メンバーで挑む、ツール・ド・おきなわ。ニセコ同様にシュガーが不在。勿論メンバーには事前に連絡はありました。
少し戻りますが、6月のニセコは落車後の参戦でしてかなり無理しました。ニセコ後は、全日本ロードも走らず回復に専念していました。
7月から徐々に走る距離を戻し、10月には月2000㌔以上を走りました。始めは焦りもありましたが、おきなわ前には、何とか闘える状態になったと思います。
結果として全日本マスターズTTのタイムは、ベストでした。(同じコース同じ距離。さらに強風)
おきなわのレース全体としては、良かったと思います。チャリダーのレースとして、2022年のニセコ(6位)も良かったと思います。体のコンディションもあるかと思いますが、実はワット計が壊れたんです。(ニセコはワット計が見れなく、おきなわはサイコンが水没)
ロードレースは、走りながら色々な事をします。
・水分/栄養補給
・状況把握
・ペース配分
・他選手の状況把握
・コースライン上の小石や湿度
・温度や風(自然現象)
・変速/サイコンの操作
もっとありますが、取り敢えず。
あっでもこれは追加します
・上の色々なことを、限界時にする
まあ、単純にやることが多いので、少ないTTは得意なんでしょうね(笑) なので、今回のおきなわもサイコンを見る必要がなかったので、結果良かったのかもです。
さて、おきなわの話をしましょう。
木曜日(レース3日前)
五郎さんとセントレア集合で、沖縄へ向かいます。
2人共に寂しい気持ちでした。
「結局残ったのは、俺達2人だな」
そんな言葉が、五郎さんからこぼれました。
仕方ないの1言にはなりますが、物足りない気持ちでいっぱいでした。
那覇で林さんと合流して、まずは腹ごしらえ。
ドライバーさんお勧めのソーキそば屋に
きしもと食堂って(笑)
いつもの宿に到着し、走る準備
木曜日なので、少し強度を入れたメニューで近場を走りました。
金曜日(レース2日前)
ヤッシーと樹を迎えに、40㌔離れた合流地点の蕎麦屋まで、レースコースに沿って走りました。五郎さんがふざけて「チャンプの1本引きね」って言うもんだから、頑張って走りました(笑)
2人と合流し、お蕎麦をいただく。
試走をしたいとのことなので、一緒に走るもすでにお腹いっぱい(走行距離的に)なので、大半を車内で過ごす。
土曜日(レース前日)
明日は雨確定なので、空気圧のチェックを行う程度に試走。
ヤッシーは乗り込むとの事で、別行動。
林さんも仕事があるので、別行動。
少し離れた所に、パワースポットがあったので、五郎さんと樹の3人で行くも...
私が道を間違え、小さな島を一周してしまいました(笑)
まあ、雨の感覚は掴めました。
ただ、今回は「逃げ」を決めるので、戦術も考えないといけない。
簡単にはメイン集団に見逃される、集団を作ること。
普段の練習メンバーや、知人を頼りSNSでグループを作り作戦をたてる。取り敢えずリアルスタート5分後に、仕掛ける予定としました。ただ、レースは生き物なので、臨機応変に対応するしかないのですがどうなるやら…
日曜日(レース当日)
天気予報通り雨…
正直得意ではないですし、そもそも不安がいっぱいです。
前回同様に1番後ろからスタートして、リアルスタートに先頭まで行く予定が、前行ってと押されかなり前に(笑)
リアルスタートまでは集団内に居る予定が、アラン選手が前を走ると五郎さんが付いてけと私を押す(笑)
リアルスタートと同時に、嶋田と中鶴さんかがアタック(驚)
5分後としてたので反応が遅れるも、身体が動いてしまうも、3人で嶋田にジョイン。これは5人で逃げるのか?
しかし加賀さん、奥山選手が行こうとする。まじか…
まあ直ぐに捕まるかな?
なんて思っていたら、10分たってもそのまま…
腹をくくりました。
さらに、ここでGarminが壊れる…
良かったのは、加賀さんは前回も逃げてたので信用が強い。奥山選手は?
走り方で大体のスキルは分かりますが、単純に私より強いだろうなと確信。
ただ3人は辛い。
雨だけでなく風が…
(右上のGoogleから、スタートゴール地点に向けて)
上図の通り折り返しは、追風となるので集団の利は少ない。普久川の上りは集団は絞りにかかるので、頂上までにつかまらなければ行ける。
70㌔地点
何とか4分近くの差をつけての普久川。速い選手は18分を切る速さで登る。我々はそれより遅いが、追いつかれなかった。
そしてなんとか折り返しの107㌔地点まで、逃げ切れた。
ただ、おきなわの上りは、普久川だけではない。それまでに足を使い、2回目の普久川で追走集団に捕まる。そしてそれに付いて行けず、頂上手前でメイン集団に捕まる。
樹とヤッシーに声かけするも、返答はなし。かなりのハイペースなんだろう。私もその後、少し頑張るも全く駄目。
これで、レースは終了。
学校坂までは頑張りたかったな…
ゴール後に、樹とヤッシーに状況を聞くもスタジオでVTRを見るまで、はっきりとは分からなかった。
樹の頑張りが凄かった。
五郎さんも林さんも状況しだいなら、付いてけてただろうし、ヤッシーに関しては最悪な状態なのに…
自分からは言わないので、私が代弁しますが、お父さんが危篤状態で1ヶ月近くまともに練習できてない。さらに体重を減らして挑んだので、今回のおきなわは逆に体温を奪われてる状態。
本当に皆、辛くきついレースでした。
強い選手がいなくなる中、男子部全員が無事ゴールできて本当に良かった。
那覇空港での別れの写真
樹は1日送れて出発するので、現場には居なく林さんに「1人居ませんね」って言うと「バカ、2人だよ」と...
レース結果としては5位と素晴らしい成績なのですが、セントレアの五郎さん、那覇での林さん、その言葉が多くを語っていました。
ただ1番悔しいのは、シュガー本人だと思います。
少しでも想いを魅せれたかな?
プライベートでもどんなレースでも良いから、またメンバー全員で熱く走りたいです。
最後に一言
ありがとうございました。
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