愛のために走ったりできなくなったから | ぴいなつの頭ん中

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殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる

痩せると母親に似て、太ると父親に似る顔だった。

難病のナース?難病のギタリスト?難病のポエトロジスト?とか言えば聞こえはいいけれど、そんなのしつこく言ってるのもちょっと馬鹿らしい。恥ずかしいし。個人的に病気であることが恥ずかしくて隠したいのもあるし、自分でしつこく言ってるのって興ざめじゃないですか。
やっぱりデスクワークでイケる資格を取ればよかったんではとか考えて、なんで看護師の免許なんか取ったんだろう、と、今流行りの返納をしてみたいと思うようになった。(流行ってるのは高齢者ドライバーの運転免許の返納だろう)友達が『看護師免許は取ってよかったと思う、メリットしかないから』と言ってたのに励まされていまだに返納をせずズルズルと資格に甘えている。
何もない病人じゃない(何もない病人でもいいけど)何もない病人なんかいない(病人でも健常者でもモテるやつはモテるしモテないやつは残念)愛のために走ったりできなくなったし看護師なんかやめちまえと思ったけれど残念ながら脳は死んでいないのでこれからもやらしいことなど考えたりとかできるしゆっくり歩けばラブホテルにだってライブハウスにだって行けるのである。
エレベーター欲しいと思うけど今しか地下のライブハウス行けないからやっぱりちょっと焦ってる。ライブハウスみんなバリアフリーにしてくれ頼むで。
わたしはちゃんと整って話してるって思ってたはずなのにあんまり整ってなくて、顔に髭が生えまくって鏡でそれをみてる夢を見て、せめて顔だけでも整ったらいいけど難しいからとりあえず頭のメイクポーチにあるもの全部出して見た。
円背でよたよたの人生の先輩、
かれらもたぶん、笑顔のために目的地に向かうんだろう。
そう思うとよたよたの自分も元気が出る。