告白 | ぴいなつの頭ん中

ぴいなつの頭ん中

殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる

雨に打たれて歩き続けてしまうと、自分の粗野さが顔を出す、
才能なんかあったってなくたって、目の前のことをうまくこなす能力がなかったり、嫌われ者の上司に嫌がらせされて自分を保てなかったり、ぶれないわたしでいられなかったりして社会の落伍者になって死んじゃう人はいっぱい、いーーーっぱいいるんだ。

これだけは誰にも負けないという何かを作れと言われ続けて育ってきたけど、可愛いは作れても、これだけは誰にも負けないという何かは意図的に作れはしない。それは生活の積み重ねや他者との比較により偶発的に起こり気づくものだ。

窓からパンツ放り投げたらちょっとはスッキリするのかな

自意識、自意識、自慰意識、狡くて歪んだ可愛さなんて誰が愛してくれるというの、狡くて歪んだ可愛ささえも持ってるかどうかわからんのに

もう甘いものじゃ誤魔化せない、大人になってしまったからだ

アーバンギャルドを好きになったら多分もう抜けられないと思った
仕事さえもままならなくなって目と手を腫らしてしまうと思った
音楽なんて好きになったら多分もう抜けられないと思った
仕事さえもままならなくなって目と手の瞼が切れると思った

君のことも、
好きすぎて
大嫌いになる
のが怖い。
パラシュートで風に乗らされてるみたいに、くっついたり離れたり、思いが交錯してしまう。思いつくのではない、思い出すのだ。わすれるのではない、捨てているのだ。大嫌いになってしまったらもう大好きに戻れるかわからないから、好きすぎて大嫌いになるのが怖い。

ときおり、火がついたみたいにパッと幸福が見えて、でもその直後、ほんとうにどうでもいいことに敏感になって頭が割れそうになる。他人へどれだけの良い関わりをできたかなんて、自分自身の単一の価値においては無意味なのに。自分が好きになれる自分であればもうなんでもいいのに。

こころをひらきさえすれば人間なんてちょろい、と思ったのが鬱の始まり
君のうたは開けたら死んじゃうタイプの玉手箱、聴いたらないちゃうくらいの思い出箱だ。本人は思い出など込めてるつもりではなくてもまるでメリエスの箱のようにばんばん複雑が流れ込んでくる。

好きすぎて大嫌いになるのが怖い。

好きすぎるから大嫌いになるのが怖い。