水の中を漂い浮かぶような、素敵な舞台をみて、鳥肌たっちゃうような素敵すぎる写真をみて、
美しさにやられた。
あまりにも、きれいで、透明感があって
明け方の4時前のような。
葬儀の朝のような。
そんな愛しさ(かなしさ)にふれたのであります。
あまりにもすべてが衝撃的すぎて、美しかったために、
自分の心は洗浄機にかけられ
いまぐるんぐるんと回っています
美しいものに触れると、自分の醜さがいまいましくて死にたくなる。
直接的な意味でね。
わたしは、醜い。
見た目も心も醜い。
きっと必死で努力して、うつくしくならなきゃいけないんだろうけど。
美しい自分なんて想像できないから、きっとなれやしないんじゃないかとも思っている。
あの人は、あの写真は、あの台詞は、あの音楽は、あの景色は、あんなに美しいのに、
わたしはどうしてこんなにみにくいの。
たまたまできた傷からちゃんと、美しい血が流れ出して、ちょっと安心してしまった。
あのひとたちとおなじ、綺麗な赤い色が、私の体にも流れている。
細胞が同じように呼吸している。
おなじようまでとはいかなくても、なにかしら美しいものが自分にはあるのかもしれないじゃない。
なかったらしょうがないからつくるしかない。
ちゃんと美しさのありかぐらい知っておかないと、誰からも愛されないよ、自分。
やっと自分を少しずつ認めることができてきたんだから、ここで負けちゃいけない。
ぼんやりと頭をもたげる死の予感をふりはらえ。そんなもの、まやかしなんだから。