カーテン | ぴいなつの頭ん中

ぴいなつの頭ん中

殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる

光射す 冬の遅い朝

閉じたカーテンの繊維の隙間

いくら閉ざしても入り込んでくる

そしてどうしてか拒めない


あなたの優しさみたいな

冬の日差しが目覚めさせる一日

けだるくて逃げてしまいたくて でも愛している光


いつから忘れてしまったのか

もともとなかったものなのか

きづかずにそこにあるのか

すべてあきらめて受け入れたくなる


この優しさから透ける 

すべてのものに触れていたい

抱きしめてもすりぬけていくのに

泣き出すと包み込んでくれる


もうすこしそばにいたいのに

気がつくとあなたはもういない