バイク | ぴいなつの頭ん中

ぴいなつの頭ん中

殻付き。そにっくなーすが言葉を地獄にかけてやる

暗闇が明けるころ
走るバイクの音がすれば
焦りは絶頂

眠れないんだ
眠りたくもないのかも
草も木もみんな寝てる
あたしの脳は やっとめざめたところよ
いつまでたっても 興奮してる
もう流すようなシナプスもないのに

夕暮れと明け方
一日二回聞いたら負けよ
あのバイクの音は
はりつめた心の糸の上をはしる
心にいつまでも響く
どこにいったって同じ音で

ライダーはあたしなんか知らない
無責任に切なさだけを置いて去る
だれのせいにすることもなく
あたしはそれを受け入れる