「もう3:00amだよ」
時計の針とともに 携帯が光る
トキヲツクル
にわとりの鳴くように
ぴったり時間をつたえる
「まぎらわしいなあ・・・」
手持ち無沙汰に待ってるメール
今が無駄に過ぎてゆくのを
気付かないふりをして
光と音 眩しいほどに
あの人からのメールが来る
件名は何も無い
だけど 震えるぐらい 嬉しいみたい
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何度も 開いたり閉じたり
気分転換に音楽かけたり
時計を見つめて そのまま走り出した
初恋の音色 耳にひびく
息きれそうに つらい瞬間を走る
この時が永遠じゃないからこそ
ちっぽけな願い 手のひらの君に託す
「この伝書鳩なら いつも傍にいてくれる」
不安を両手いっぱいにして走る
この時が永遠じゃないからこそ
ちっぽけな世界 手のひらの上で動く
「この伝書鳩なら いつも傍にいてくれる」
さみしさを埋める ちっぽけな世界
その奥には 広い世界が覗いてる