40年前のカラダの不調の原因
について今になって思うこと。
若い頃は
一つの原因で、カラダが不調に
なると思っていました。
それを取り除けば
それから解放される。
少し色んなことを学んで
人生の経験を積んで、
色んな人との関わりがあって
気づくこと。
予想できることがあります。
病気や不調は
個人差があります。
病気になりにくい人、なりやすい人。
カラダが強靭な人、そうでない人。
生まれ持った特性、資質みたいなの。
個人的な話ですが、
わたしは子どもの頃、病弱でとても
痩せていました。
中学生から始めた運動で、体が鍛えられ
陸上競技を高校でさらに
トレーニングしたことで、筋肉もつき
心肺機能も向上しました。
ところが大学1年の時に
大腿部の筋断裂を起こしてから、
怪我が治らない。
筋肉の断裂は1年後、治った
ように思うのですが。
怪我の後遺症で睡眠が充分に取れない。
神経が圧迫した状態でマヒみたいに
なるという状態になりました。
大学4年間、騙し騙ししながらも
試合に出ていました。
また、それで怪我する。とか。
部活を辞めても、その体調は完全に戻らず、
神経のマヒはとても辛いものでした。
カラダの内臓や血液検査は
異常はないのです。
でも、そのことをきっかけに
何だかずっと不調。
結局、30年間治療院に色々
通って、以前のような違和感は減りました。
さて、あの不調の原因は
何だったのだろうか?
ある時期は、
栄養のバランスが悪かったから。
と思っていました。
また、ストレスが強かったから。
とも思っていました。
そういう体質だったから?
とも考えました。
治療院に通っても、
骨がズレていると言われたり、
筋肉が硬くなっているとあわれたり。
40代からは栄養不足を補うために
高品質のサプリメントを選んで飲んでみたり。
2年前、面識のあった
東大教授の本をある時偶然
見つけました。
この教授はオリンピックを目指す
選手の研究もしてきた方です。
「1980年代から1990年頃、
怪我をする選手が多かったのは
土のグランドから全天候型のグランドに
変わって、
固いグランドに必要な筋肉が変わった。
それに、選手は対応していなかった。
というような説明を目にしました。
大腿四頭筋を鍛えすぎたこと。
つまり、
環境に適応しないトレーニング。
それが科学的に証明されていなかった
のです。
走り方を変えずに、
鍛えるべき筋肉がズレて
筋力があるほど怪我をしやすかった。
それが35年後にわかる。
では、それが全てか?
というと
そうでもないとも思うのです。
原因は、複雑に色んな要素が
絡み合っています。
それは、今の自分のカラダをみる視点
でもあります。
鍛える。
ということが
わたしにはさほど向かないのかもしれない。
それは、そんな予感がするのです。
過去の経験から。
もともと虚弱だったのが、
健康になったのですが
その逆もあるのかもしれない。
スポーツ選手だったのに
介護予防運動みたいなことをするとか、
そういうのにヤヤ抵抗は
ありましたが。
今は、買い物の道を5分くらいジョギンする。
こらで、アラカンは十分ふくらはぎを使います。
現在、ライフワークで
定期的に体組成測定をしています。
その方の組成だけでなく、
ふとした会話から、
体つきから、
不調をカバーするアドバイスも
しています。
一番、影響するのは
どうも考え方のようです。
善が必ず悪を生むわけもなく、
悪が必ず善を生むわけでもない。
不思議な人のカラダは
自然の営みのひとつだと感じます。
4月22日、23日 10時から17時まで
体組成測定会をお店で開催しています。
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