子供が小さい頃、仕事を優先し後悔。どうしたらいい? | 諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

諏訪ちえ:フラクタル心理学「行きたい方向へ、なりたいものへ」

人生は自分の潜在意識からつくられる。だから自分の潜在意識を何よりも深く理解しよう。フラクタル心理学は現れている現象から、正確に深く潜在意識を読み解くことができます。

こんにちは、諏訪 智(ちえ)です。

◆はじめましての方へ自己紹介。  

 

 

親戚が大量に送ってくれたドラゴンフルーツやしの木

甘すぎず、美味しかったですニコニコ

 

 

* * * * * * *

 

今回はこちらのご質問。

長いですが全文載せます。

 

諏訪先生、フラクタル心理学では仕事をすることは社会貢献と自身の向上のためにいいとされていて、自分を誇れるとも思うのですが、なかなか内側からやりたいという気持ちが沸いてきません。 子どもが小さい時、認められたくて、そして子育てだけでなく仕事で忙しい自分にも憧れて(存在価値が欲しくて)、子どもが寂しがっていて金銭面にも困っていないのに仕事をして、子どもの幼稚園の行事や遠足の日と重なり、あろうことか見栄で仕事に行ってしまい、悲しませてしまいました。今思えば変更出来ました。 更に小学校に上がっても、まわりの目を気にして遠足すら行かなかったくせに?と思われたくなくて、人の目も怖く感じて、今さら引き下がれず忙しいアピールしたりして行事に行かないなどの悪循環を繰り返してしまい子どもには迷惑をかけてしまいました。 途中でやっと気付いたものの、自己嫌悪が酷く、仕事=子どもに迷惑をかけてしまう。と思っています。 そのためここ数年は子どもの長期休みと同じ休みがあり下校時間に帰れるような臨時の仕事を1年ずつ転々としています。 それで、そのような私は、子どもから見て、仕事に誇りを持っている母親でもないし、仕事には罪悪感からかどこか申し訳なく思いながら取り組む始末で嫌になります。 以前、行けなかった行事等を思い出し、子どもからみたら何であのとき来れなかったのに、今は簡単な仕事してるの?時期が逆でしょ?と納得できないと思います。 寂しかった思いだけ作ってしまい、前の仕事辞められたなら、早く辞めて遠足にきてほしかっただろうな…等、今頃仕事をセーブしていることも申し訳なく、軸の定まった仕事をしているわけでもなく、新しい仕事を探すにも親である私の勝手さが申し訳なく思います。基準が分からず働いたほうがいいのかすら…でも家にいても仕方ないし。余計になんで今更!家にいるの?って感じでいつまでもウジウジしている自分が嫌になります。 子どもも寂しかった思いを持ったまま身体は成長しているので、未消化だろうな…と悔やんでなりません。 仕事へのイメージを変えないといつまでも仕事出来ない自分のままだろうなと思うのですが、将来の希望もありません。何も役に立たない、人目を気にして問題ばかり作る自分にがっかりして早く消えてしまいたいくらいです。 何かいつも不安で過去ばかり振り返り楽しいことが思い浮かびません。どのように考えたらよいか教えていただけると嬉しいです。

 

はーい、ありがとうございますニコニコ

なるほど辛いですね。

 

 

 

今回は解決に向けて、

下記の3つでお伝えしていきます。

 

 

1: 結論

2: こういう毎日になったプロセス

3: 変わるには本音を認識する

 

 

ではいきましょう。

 

 

  まず結論から

 

表層では

「子供に申し訳ない」と思っていますが
 
 
 
心の深くでは、
誰かに後悔させたいみたいですよニコニコ
 
 
 
誰か、と書きましたが親でしょうね。
 
 
親に
後悔させて、謝らせたい
という思いが子供の頃からあったと思われます。
 
 

 

  こうなったプロセス

 

小さい頃、

親が自分のことを優先してくれず
親が勝手な行動をしているプンプン
ように思ったのかもしれません。
 
 
 
 
そして、
「寂しい、不安だ」と言った時だけ
自分に合わせてくれたのだと思うんです。
 
 
 
 
プロセスをまとめて書くと、
・親は子供の気持ちを最優先で考えるべき
・そうしてくれないと寂しさ、不安を感じる
・寂しい、不安という態度をしたら優先してくれた
・でも基本的には優先してくれない
・それが恨みになり後悔させてやろうと思った
 
 
というような思考行動パターンです。
 
 
 
これをやっていると実は
能力や成長への思考行動が少なくなります。
 
 
 
 
なので、ふと周りと比べた時に
劣っている自分を感じ、
 
 
 
》何も役に立たない自分
や価値のない自分だと感じてしまう真顔
 
 
 
 
しかし、役に立たない
無価値な自分のままではイヤなので
 
 
 
 
大人になる頃には
》存在価値が欲しくて仕事
 をするようになったのだと思うんですね。
 
 
 
この
》存在価値が欲しくて仕事
という自分の気持ちを優先して行動した結果、
 
・親は子供を最優先で考えるべき
・親は子供を寂しくさせないべき
という過去につくった法に引っかかり、
 
 
 
罪悪感が出たり
子供から責められるという状況になった。
 
 
 
という流れです。
 
 
 
 
ご質問者さんの脳の中には
今なおこの思考パターンが残っているので
今回のご相談内容が表面化し続けています。
 
 
 
 
また、これが残っているということは
「動く・成長・能力を高める」
ということの面白さを深くでは分かっていない
ということでもあります。
 
 
 
そのため、
》内側からやりたいという気持ちが沸いてきません。
》楽しいことが思い浮かびません。
 
 
 
となるのでしょうニコニコ
「楽しさはもらうもの」という受け身姿勢だからです。
 
 
 

 

  変わるには本音を認識する

 

 

子供の頃「寂しかった」というのは本音ではなく、
お前の人生なんてどうでもいいから
私を最優先しろ!
私に楽しさを与えろ!
 
という思いが本音です。
 
 
 
こう思ってきた自分なのだということを
まず認識することですニコニコ
 
 
 
 
で、そんな自分だとしたら
価値があるわけないですよね。
だから不安にもなりますね。
 
 
 
このように
不安も、楽しくない毎日も
自分が全てつくっているのです。
 
 
 
 
このことを
本当にイヤだと思えた時、変えていけます。
 
 
 
 
これをご自分で変えるのは難しいと思いますので
カウンセリングを受けられるといいですよグッ
 
 
 

 

参考になれば幸いです。

ご質問ありがとうございました!

 

 

 

 

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