渡辺繁一のブログ -37ページ目

渡辺繁一のブログ

演出の効果を設計する

人間は恐ろしいほど、「いつもと同じ」ものを見えないものとして取り扱う。そこにそれがある事、例えば、家のそこに床があり、決して穴が開かないと確信を持っているからその上を平気で不安を持たずに歩く事が出来る。

脳の構造上そうする事で、必要なものに集中して考えることができる。PCに向かってる時に床が抜けたらどうしようと考える人はまずいない。

テストの問題を全問回答して、完璧だと思うと、自分は正しいと言う物差しが頭を支配する。すると間違いは透明化してしまう。何度か見直してもその間違いを発見する事ができないことがある。
いつも、頭の中で自分自身に言ってる口癖はなんでしょう?

昨日、台風を感じながら、車のなかの友達の会話は口癖の話になった、友達の口癖は「頑張ろーっ」だった。
一瞬、ポジティブに思える言葉だが、本当のところ、裏返すと自分を追い込むような意味を持つ言葉だと考える事ができる。言葉も大事だが、それがもつ意味、本人がその口癖を言うことで何を満足させようとしているのかが重要な部分だ、そしてその口癖は、ボクシングのボディブローのように長期にわたってその友達の無意識に働きかけ、行動や思考、判断の基準に大きな影響を及ぼしてしまう。お試しで、その口癖を変えてみたらと提案してみた。
「心が傷つく事は、本人が他人から与えられた刺激(情報)に対して反応して(感じて)心が傷つくという選択をしたから結果そうなっただけで、何人であっても本人の感情の判断を超えて本人を傷つけることは出来ない。」 という話が、僕の頭で本日のヒットだった、そしてその感覚が僕の感性に芽生えると、他の本を読んでスルーしていた重要な文字が浮かんできた事に気ずく。 

「みんな自分の本当の気持ちを見つめず、お金がなくなったらどうしようと心配ばかりしている。その恐怖に真正面から立ち向かおうとしないんだ。つまり、考えもせずに反応だけしている。頭を使うかわりに感情に任せて反応だけしているんだ」
 
                              金持ち父さん、貧乏父さん より

まったくその通りで、「今まで、自分は感情に支配されてお金を見てきた。」という事が出来る。請求書を見れば恐怖を覚え、新しい素敵な商品が出ると欲しくなる。単なる情報で心を揺すぶられ、不安を避けるため、欲望を満足させるためという低次元のニーズに突き動かされているという事に気ずく事が出来た。これは僕にとっては大きな進歩だ。
話を聞いて、自分はその話にどのように反応するだろうか?

別の言い方をすると、自分が相手からの話に対してどんな反応をしているだろうか?

ある会議の席上、ふとそんな感覚が芽生えた、横柄な会話からは、その人が横柄であるという事が伝わり、それに会わせた対応を(反応)を無意識で行っているのだ。

神経質なピリピリしたイメージを発信しているのも伝わる、そのなイメージを発信している人には、「良いと思う意見だが、旨く伝わらないと攻撃されそうだなぁ~」と感じてしまう。

また、誠意があふれ、好感が持てるイメージを発信している人には、「あっ、この意見も彼の為になりそうだから伝えて上げよう」と感じ、それをしてしまうものなのだ。

自分にその矛先が向けられた話ではないのだが、クライアントに対する考え方が会わなかったり、フェアーでは無いなぁと思える言動をした人には本当の事は言わないと感じてしまう。

本当に忠実に相手の持つイメージに反応(影響され)自分自身が行動を起こしていることに今日は気づくことができた。

「人は鏡」とは良く言ったものある。

会話している時、その行動は、自分の常日頃の感覚、感情のままである。

だから当然、こんなことが相手に伝わってる事は全く意識の外にある訳だ。
「欲張る事はよいことだ」
-----映画 ウォール街。

欲張る事気持ちを持つ事は健全な気持ちだ。でも健全でないのは、その気持ちを持つ事に罪悪感を感じることだ。だからといってその気持ちに忠実に従って愚かな衝動買いに走るのでは無く、どうしたらそれを手に入れることができるのだろう?と考えることだ。