当たり前に日々生活が出来ていること、蛇口をひねれば水がでる、スイッチを押せば電気が点く、料理をつくる時に火を起こすことを考える人はいない。満足に暮らすことは不満無い生活ということだ。
良くなった生活、でもその後遺症とも言うべき大きな問題がある。怖いのは、その問題にあまり気づいている人がいない、ということなのだ。
不満を自らの工夫で無くすことが出来る力が希薄になってきている。今のビジネスは大半がその「不満を無くすこと」の橋渡しをしている。
極めて乱暴は表現だが「お金をだせば、不満を解決し、不安を取り除くことが出来ます。」それを沢山の人に伝えている・・・・それがビジネス。
不安や、問題がある、苦しい、その状況から人々は逃れる手段として、企業が用意した「甘い罠」が市場には氾濫している。
僕が子供ころ、カブトムシは山に行けばつかまえることができるものだと思っていた。どうやったらうまくたくさんの昆虫をつかまえることができるか、子供ながらに網のサイズや、どっちから近づくか、工夫をしたものだ。工夫をしてうまくいくと、自信がつく、自分の力を信用することにつながる。
今、カブトムシは、お店で売っているもの、ネットで販売されているものという意識で子供達の多くは見ていることだろう。
だから、工夫して「つかまえる」のではなく「買ってもらう」もの、になってしまった。
不満というと、○○であることが当然であるという「期待」が裏切られた状況でそれが起る。でも、僕が小さいころ、カブトムシがとれないことが「不満」でななかった。捕りたいという気持ちを満足させるために自らその「問題解決」する過程そのものを楽しんだ。
そのような、行動で、人は創意工夫をして問題を解決する力を自ら作り上げ、自らが「成長」していく基本的な力を生まれながらに持っているものなのではないだろうか?
IQの世界上位2%しか会員になれないMENSAの会員の中野信子さんが書いた本『世界で通用するひとがいつもやっていること』のなかで、
「脳はすぐ一つの刺激になれてしまい、飽きてしまうという性質をもっています。」
と書かれてあります。
なぜ?という疑問がすぐわき起こってきます。
僕はその答えをこんなふうに考えました。
人の脳は、ものすごく「燃費」が悪い。体で吸収するブドウ糖の1/3を脳が消費していると言われいる。糖はご存知のとおり蓄えることができない。余った糖はインシュリンによって脂肪になって蓄えられてしまう。頭を使うと血糖値が下がり飯を食べるが、頭で必要な糖だけを摂ればいいのだが、だいたい多めにとるので、脂肪がふえてしまう。
だから脳は、自然に消費するエネルギーを効率良く軽減する術をそれこそ、精密な装置を製造する工場のように非常に合理的に運営されている。
また、今日のように、食べ物で溢れている時期は、人の誕生の起源から考えれば、ほんの一瞬の出来事なのです。食べ物が無い時期の方が圧倒的に長い。だから、生存のために、「できる限り、脳を使わないでおくことが生きる上で重要なこと」と考え、何世代にも渡り、人の進化の過程でそうなった、
そういうものである。という性質を知っておく必要があるのです。
飽きるということは、必然であった訳なのです。
「脳を使わなくすることが生存して上で必要だった。」
今に生きる人とは真逆の性質が人のDNAには刻まれている。というこれまた乱暴な話をしています。(笑)
今、接している世界は、10年前からみたらあらゆるものが「奇跡」に見えるだろう。と、言うことは、今、出来ないことが10年後は可能になっている。
出来ないことを不可能ときめてしまうと未来を創ることが出来なくなる。
「空を飛ぶなんて不可能だ」そんなの常識だと昔の人は信じていた。
そのことを現代人は笑うことができるだろうか?
「可能」だと信じることから、全ての思考は始まる。
つまらない(本人はそう思っていないが)自分の中のルール(常識)に縛られているから、与えられた問題を「無理だ」「不可能だ」と裁いてしまう。
いってみれば「常識」というものは、不可能だ。あきらめる時に
「これが出来ないのは、自分の意思やスキルの問題ではなくて、(常識)だから出来ない」
という言い訳の為に存在するのではないだろうか?
出来ないことを不可能ときめてしまうと未来を創ることが出来なくなる。
「空を飛ぶなんて不可能だ」そんなの常識だと昔の人は信じていた。
そのことを現代人は笑うことができるだろうか?
「可能」だと信じることから、全ての思考は始まる。
つまらない(本人はそう思っていないが)自分の中のルール(常識)に縛られているから、与えられた問題を「無理だ」「不可能だ」と裁いてしまう。
いってみれば「常識」というものは、不可能だ。あきらめる時に
「これが出来ないのは、自分の意思やスキルの問題ではなくて、(常識)だから出来ない」
という言い訳の為に存在するのではないだろうか?
あなたがどんな態度をとるかで、まわりの人がどう関わるかが変わるのです。人だけではありません。動物も同じ。今これを書いているとき、UPS(アメリカの配送会社United Parcel Service Of America )のトラックがやってきたので、うちの二匹の犬が興奮して吠えています。トラックを警戒しているのではありません。むしろ来て欲しくて吠えているのです。このトラックのドライバーは、他の配達ドライバーのように、犬を怖がったり、無視したりしません。自分の配達ルートの全ての犬の名前を覚えて声をかけ、犬のスナックまで用意しています。馬鹿げているように聞えるかもしれませんが、このドライバーの、ハッピーで親切な人間であるとする姿勢は、コマーシャルを何千回テレビで流すよりも、UPSに対する好感情を生み出している。
『もう、不満はいわない』 ウィル・ボウエン著
今日、横断歩道を渡ろうと、暫し車が行き交うのを待っていたら、大型のトラックが僕の気持ちを察したかのように停止してくれたのだ。すごくいい気持ちでトラックの運転手に挨拶をした。よくみると車はコンビニエンスストアの配達のトラックだった。僕はこの出来事で、このコンビニに無意識に足を向ける回数が増えると思う。もし、この企業がそのことを解っていてドライバーにそのことを啓蒙しているとすれば素晴らしい会社に違いない。
業界の常識を知らない為に犯した失敗を悔やむ気持ちは毛頭ない。
なぜなら業界を常識を知らないで得る事ができた新しいスキルは強力だからだ。
なぜなら業界を常識を知らないで得る事ができた新しいスキルは強力だからだ。