中途半端な提案は、クライアントにとってそれをやる動機づけにはならない。
自分は○○の部分だけをやる立場だ、と思って提案してきた。全体をまとめる人にこの部分はお願いをしてと思っていた。
この状況では、クライアントがそれをしたいと思ったとしても、全体をまとめる役割に人がいないことには、僕が提案したことが実現できない、そのことを感じてしまうと、やりたいのだが、できない。そんな中途半端な
状況にクライアントを追いやって来たのかもしれない。
イノベーションは、新しいものやサービスを買ったからすぐに運用できるものでは無いのだ。新しいデジカメは、もはやイノベーションとは言えないのかもしれないが、10年前にくらべ、人が写真にもつイメージはあきらかに変わった。食事をする前に写真を撮ってブログにアップするなんて写真の新しい使い方なんてだれも考えもつかなかったに違いない。
そういう意味では、この写真に対する意味、イメージの違いは、イノベーションだという事が言えるだろう。それは、人の潜在的なニーズ(人とのつながりを求める)を満足させるための、物(デジカメ)、サービス(インターネット、SNS)が全て人を取りまく環境として、準備されていたからなし得たイノベーションということが言えるだろう。
これからの「モノ」創りは、この観点を無視しては、なし得ないだろう。クリエーターは、斬新なアイデアで「モノ」を創り出すかも知れない。
デザイナーは、それが導入されて、どんな良い効果を社会と人の及ぼすのかを考えデザインする。
そして、プロデューサーは、それの結果を実現させるためにいろんな人や団体に働きかける。