UPWを受けて忘れていた過去の出来事が急に夢となってよみがえった。
それは、荒廃してとても悲しい状況だった。
壁は破れ、床はゴミで汚れ、何故こんな事になってしまったのだろうか?
と思わせる風景が僕の目の前に広がっていた。
目を覆いたくなるような、悲しい現実、
親とともに、家を出る事になった高校時代の僕がそこにいる。
父の経営する会社が倒産したのだ。
自宅が工場と事務所の上の階にあった。
大きな物音でびっくりして工場に行くとその情景が広がっていた。
胸を締め付けられるような重圧感を感じる。
無力感、そして敗北感。
人生で初めての夜逃げ。
不思議な事に僕はこの夜逃げの事をあまり覚えていない。
いろんな恐怖が、記憶を消してしまったのかも知れない。