うまくいかない時の考え方 | 渡辺繁一のブログ

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演出の効果を設計する

ジェイ・エイブラハム著 クラッシュマーケティングから
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以前出席したトニー・ロビンスのセミナーで、一人の男性がステージに上がり、何千人もの観衆を前のアドバイスを求めた。
「先生、稼ぎを増やそうと思って、ありとあらゆることを試しましたが、駄目でした」
トニーは信じなかった。「この半年くらいの間で最後に試した戦術を25個から30個挙げてみてください。それぞれの効果も」
男性は言葉を失った。彼は一つとして答えられなかった。しかし、トニーは引き下がらなかった。
「わかりました。では10個でいいですよ」。男性がわけのわからないことをつぶやいていると、トニーは男性にとどめを刺した。「結局あなたはなにをしたのですか?」
 男性の答えは衝撃的だった。「求人欄を見たのと、フランチャイズ説明会に二三度行きました」その二つの試みは、彼が試したという「ありとあらゆること」からは程遠かった。男性はアイデアに行き詰まり、ありきたりではない方法を思いつく事ができなかったのだ。
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この話を笑ってしまう事ができるだろうか?
少なくとも私は笑う事ができなかった。 逆に考えてしまった。

案件が来た、注文が流れた、忙しい、また故障だ、プレゼンだ、その忙しいばたばたの渦の中ど真ん中で他の洗濯物と一緒にぐるぐる、ぐるぐる回っているだけだ。
うまく行く事もあるが、そうでも無いこともあったりする。
その結果、あまりうまくいかない。
ここでさきほどの彼と同じ疑問が湧くわけなのだ。
「先生、稼ぎを増やそうと思って、ありとあらゆることを試しましたが、駄目でした」
トニーの質問。
「この半年くらいの間で最後に試した戦術を25個から30個挙げてみてください。それぞれの効果も」
はたして私は、自分の仕事が「うまくいかないこと」の為にどれだけの手を尽くしたのだろうか?
忙しい事で自分をごまかしていたのかも知れない。
あるいは忙しくなる事がうまくいくことなのだ。と思い込でいたのかも知れない。
そういう意識がどんどん、どんどん忙しさを引き寄せてきたのかも知れない。
それはそう自分自身が無意識で望んでいるからだろう。

一日の内、1時間でも、10分でも、1分、1秒でも時間をつくって「うまくいかないこと」の為に手をつくして行こうと思う。