ダイエットと油 | 渡辺繁一のブログ

渡辺繁一のブログ

演出の効果を設計する

ダイエットの天敵、「油もの」日頃、体脂肪を気にして油ものはかなり避けていたが、何故か「あぶらものの誘惑」に負けてしまうことがある。
 僕が読んでいる雑誌に面白い事があったので引用してみよう。
 
あぶらものを食べると、摂取直後に脳内で大量の「快感物質」が分泌されるという研究結果が発表されたのだ。肥満に関わる研究は近年急速に進んでいるが、また新しい発見が加わった。

これは京都大学大学院農学研究所から発表された研究。
油脂類の摂取とエンドルフィンの関係をラットを使って調べたもの。
エンドルフィンは快感を感じる時に脳内で分泌される物質で。「脳内麻薬」と呼ばれるもののひとつ。モルヒネと同様の作用をもつとされている。

この研究ではラットの4時間前から水やえさを与えない状態でコーン油を与え、これを5日間続けたところ、油の摂取量が日ごとに増加。5日目は、初日の約2倍に増えた。
エンドルフィンについては、その前段階物質の量を、油摂取前後で比較すると摂取後は最大で約1.7倍になった。
また、5日間油を飲ませたラットは油の飲み口を近づけただけでこのエンドルフィンの前段階物質が増えた。つまり、摂取できると期待しただけで分泌が増える兆候が認められたわけだ。そしてエンドルフィンの体内濃度は、油を飲んだ直後の血中濃度は約1.5倍、脳脊髄液濃度では約1,8倍に上昇した。

油ものが「やめられない、もっと食べたい」というのも無理はないと思える事実が判明した訳だが、研究グループでは、同じ快感レベルを感じられる低カロリー油が開発されれば、肥満防止につながる可能性もあるとしている。(3月19日東京新聞)

人間の本能に近い振る舞いをDNAが決める。狩猟民族である時代にさかのぼるとわかりやすい。つまり、食べるものが無いのだ。従って短時間にカロリーを蓄える事が出来る合理的な食材を選択する事が本能に近いDNAに刻まれたのではなかろうか?