3/31にメビウスFFのサービスが終了した。メビウスFFはスマホやタブレットで動作するソーシャルゲームで途中からWindowsでも動作していた。
メビウスFFは確か2015年6月開始だったと思うが、当時私はメビウスFFが動作するスマホやタブレットを持っていなかった。その後、2016年1月頃にiPad Air2を購入。このiPadはメビウスFFの動作対象機種だったので、その頃から始めた。
ソーシャルゲームとは参加者のランキングを出すゲームらしい。家族や親戚、友人等からなる数人のグループを作成して、そのグループ内でのランキングも出せるようで、今年の正月に帰省した時、私の姉も家族のグループでちょっと見テトリスのようなソーシャルゲームを楽しんでいた。
私はランキングには興味がないが、2015年当時にiPod nano(32GB)で過去のFF1やFF2のiOSバージョンを遊んでいて、旧作のFFシリーズではなくFFの新作の物語をやりたいと思っていた。それでメビウスFFを知って興味がわいたが、iPod nanoは動作対象機種ではなく、iPad Air2購入まで待っていた。
iPad Air2購入後、実際にメビウスFFを始めてみると、ジョブカードやアビリティカードが半月毎に次々に追加され、それらのカードを集め育成して戦いその結果としてのランキングを出すことが主眼のゲームで、物語は二の次という感じだった。
新しい物語という点では私は不満足だったが、物語の主人公がひねくれた性格で、「カビ臭い」とか「雑な物語だ」、「そりゃどーも」といった発言や妖精のエコーとの会話つまり掛け合いが結構面白かった。さらに過去のFFシリーズのイベントではクラウドやスコール、ティーダやユウナ、ライトニングらの個性的な面々もその会話に参加して盛り上げてくれた。
だから私はメビウスFFを最後まで満足して続けることができたのだろう。
次は、4/10発売予定のFF7リメイク(FF7R)に期待だな。
ソーシャルゲームはランキングを出すためにネット経由でサーバーに接続する必要があるが、同じくサーバーに接続するオンラインゲームについても触れておこう。
以前にもよく取り上げているDQ10で、以下の内容の一部は既に触れているものだ。
私は一作目のDQ1から最新作のDQ11までやったが、DQは基本的に初心者向けのRPGなので、その主人公は問われても「はい」と「いいえ」しか答えず、個性や自己主張は全くない。その為、その物語が印象に残ることは少なく、レベル上げをして物語をクリアすればいいだけで、その後は遊ぶのをやめてすぐ忘れるというパターン。
ただDQ10だけはオンラインゲームなのでバージョンアップのたびに到達可能レベルが上がり新しい物語が追加される。従って惰性で続けている状態だ。当然、過去のDQ10の物語の内容を私はもう覚えていない。勿論、私の記憶力が貧弱だから。
なおDQ10には物語とレベル上げ以外にも強敵を含め様々な遊びのコンテンツがあるようだが、よく知らないし、短いログイン時間で軽く遊ぶだけなので試したこともなく、また興味もない。
最近はDQ10のレベル上げにかかる時間短縮の為、便利ツールの釣りビンゴでメタル迷宮券を毎週獲得する等の工夫をしてログイン時間を極力減らし、数か月前に購入したFF15のエピソード・アーデンやほとんど手をつけてないFF10-2 HD Remasterに時間を振り分けることを考えている。便利ツールのジェム購入にお金がかかるが、メビウスFFが終了し魔石購入の費用が浮くのでその金を利用するつもり。
既に以前の記事で何度も触れているように、私は子供の頃から人間関係が苦手で、自宅に帰り一人になるとホッとする性格だ。だからオンラインゲームといえども、個人的な趣味である以上、一人で物語を進めることができないと絶対に買わない。
DQ10の前にもオンラインゲームのFF11やFF14が発売されたことは知っていたしDQ10の発売後にもFF14がリメイクされたことも知っていた。それらのオンラインゲームに関する情報をネットで調べたが、どれも一人では物語を進められないとわかって、買う気にはなれなかった。ただDQ10にはAIで動作するサポート仲間というシステムがあり一人で物語を進められそうだったので唯一例外的に購入した。全般的にはDQよりFFの方が好きなのにも拘らず、ゲームに限っては一人という条件は必須なのだ。
さて、DQ10について新たに二つほど追記しておこう。
DQ10にはバザーというシステムがある。ログインした各ユーザーが不要で取引可能なアイテムを出品して相互に売り買いできるシステムだ。バザーに出品するとまず10G(DQの貨幣単位ゴールドだっけ?、FFはギル)取られて、売れた後にバザーに提示した金額から5%引かれる。つまり10G+出品金額の5%の合計がバザーの手数料として自動的に引かれる。
具体例を挙げて説明しよう。"どくどくヘドロ"という名前のアイテムがあり普通に素材屋で買うと240G、素材屋、武器屋、防具屋、道具屋等で売ると24G。このアイテムは地面からも拾えるしレベル上げで行くエリアのモンスターもよく落とすので、バザーに出品した場合にはバザーの需要と供給の関係で言うと供給過剰で安くなりやすい。そうなると価格が安くなって、どくどくヘドロが30G程度のバザー出品もよくある。
30Gで売れたとして暗算すると30Gの5%は1.5G、端数切捨てで1G引かれて29Gの入金となるが、最初に10G払っているから引いて19Gの儲けとなる。ところが普通にお店で売ると24G入るのだから、バザーの方が5G少ない取得額になる。つまりこの価格ではお店に売った方が得なのだ。
バザー出品時にお店で買う価格と売る価格が表示されるから、私はお店で売る価格に10G足した額が、その時のバザー出品の最低価格と比べて大差ないようだったら、バザー出品を取りやめて、お店で売ることにしている。ヘドロの例では、24G+10G=34Gだから、バザーでの時価が35G程度ならお店で売るという手法だ。
また休日や祭日でログインユーザーが多い場合にはレベル上げでヘドロを入手する機会が増えるのか、1個10G~20Gで出品されているケースも多い、10個で100Gとか。お店で売ると1個24Gで10個で即座に240G入金されるのに、なぜあえてバザーで売ろうとするのか?
DQの過去のバージョンを遊んだことがないDQ初心者でアイテムはバザーでしか売買できないと勘違いしてるのか、普通のお店とバザーとの関係やバザーのシステムが理解できないのか、いずれにせよDQは初心者向けのゲームだから常識ではちょっと考えられない。私は本当に理解に苦しんでいる。
逆にここまでヘドロが安くなると、1個24G以下の金額で出品されているヘドロを全て買ってお店に売るだけで儲かる。10個100G出品のヘドロを買うのに100Gかかるが売ると240G入るので140Gの儲け、そんなユーザーが10人以上いるとすぐ1000G以上儲かる結果となる。勿論、合法でおいしい取引だ。
もう一つのDQ10の件。
数年前だったと思うが、腕にギュッとしがみつく装身用のアイテムが登場、それが人気で多くのユーザーが腕につけていた。私は幼稚だなと思っていたが、その後、一昨年か昨年だと思うが、ついてクンという名前の各ユーザーについていく装身用アイテムも登場した。犬や猫、子豚や小鳥等の様々なついてクンがユーザーについてわまる。まさに幼稚この上ないアイテム。
つまりDQ10は低年齢化しているのだ。
私も試してみたが、私のような60歳をいくつも過ぎた偏屈ジジイがつけると非常に恥ずかしい。そもそも、犬や猫が自分についてきてくれてうれしい、と感じるのは小学生程度の精神年齢だろう。私もSFやファンタジーといった非現実な物語が好きなので精神年齢は低い方だと思っているが、小学生程度まで下げたくはない。
この小学生レベルの精神年齢に見られたくないという思いは、私の場合、小学校や中学校で劣等生だった頃の嫌な思い出に結びついていて、極力、それを思い出すのを避けたいのかもしれない。
勿論、私は犬や猫といったペットが嫌いではない。諸般の事情で飼ってはいないが、PECOというペットの動画を表示するアプリをタブレットに入れて楽しんでいるくらいだ。犬や猫が自由に遊んでいるのはいいが、自分についてきて欲しいとは全然思わない。それに実際のところ犬や猫にも個性があるので、それらを尊重すべきで、何かを強制すべきではない。それに猫は勝手気ままで人の言うことをきかないしね。まあその身勝手さが猫の魅力でもあり、猫と女性にはその意味で共通点がある。
確かにDQ10には小学生のユーザーもいるとは思うが、大半が十代か二十代の若者だろう。その多くはただ単にDQ10の流行としてついてクンを設定しているのだろうが、頭の中は小学生レベルと見られることが恥ずかしいとは思わないのか、他人の目を気にしないのか、それともただ鈍感なだけで何も感じないのか、これも私には全く理解できない。
ついてクンにせよバザーの使用法にせよ、言えることは、現在、DQ10には私にとって理解不能なユーザーが多いことだ。昔、チームが活発に活動していた頃には大学の教職員とか専門職とかいう感じのユーザーもいたようだが、そういう知的なユーザーは全員ログインしなくなり、チームも自動消滅。最近、ログインしているのは私とはかけ離れた世界に住むかけ離れた特徴を有する人々という感じで、ますますマルチプレイをやる気がなくなる状況になっている。
元々、私は変人で普通の人とは多くの点で相容れないのだが、今のDQ10のログインユーザーの大半とはそれ以上に大きなギャップを感じているのも事実。
そういえば新型コロナウィルスの際にも、デマに踊らされてトイレットペーパーやティッシュペーパー等を買い占める騒動があったが、浅はかというか愚かというか、バカな人間はどこにでもいるらしい。そんな人達とは関わり合いたくないものだ。
もしかすると私が理解不能なDQ10のユーザーとは、デマに踊らされるようなおバカを親に持つ子供達なのかもしれない。この場合は、DQ10の運営に踊らされているのだろう。
以下は、ゲームと関係のない完全な蛇足。
新型コロナウイルスの対応に加え、原油安、円高、株安等の連鎖によって、一時は早々とアベノミクスバブル崩壊かと思ったが持ち直したらしい。もしバブル崩壊となれば、不良債権の山の上を倒産とリストラの嵐が吹き荒れる惨状が予想されるので、自民党と日銀の演出によるアベノミクスバブルには、今後も何とか耐えてもらいたいものだ。
私が見る限り、アベノミクスが始まる前から近所のオフィスビルのテナントは減少する一方で、増税もあり、最近はそれが加速している。つまりアベノミクスは単にバブルを発生させただけで、それ以前から景気は一度も回復していない、と私は思うのだ。
アベノミクスの長期にわたるゼロ金利政策によって大量の資金が投入されて、株や土地や建物の価格がバブル状態になったのを、景気が回復したと国民に説明した。つまり故意にバブルを発生させてバブルを景気回復と誤認させることが、自民党の当初からの作戦だったのだろう。
自民党だってバカじゃない、日本のメジャーな製造業が工場を海外に移転せざるを得ない状況で、実質的な景気回復が非常に困難なことは百も承知。
結局、アベノミクスは詐欺に等しい。
企業の株価が高くなって含み資産の額が上がり企業献金が増えれば自民党は満足で、景気回復よりそれが自民党の真のねらいであり、全ては十分な選挙資金を確保して選挙に勝つための手段でしかない。
勝てば官軍、選挙に勝てば与党、それが自民党の本当の目的なのだ!
ただ以上の蛇足は当然の話で、人の歴史が始まって以来、政治の本分は大衆をダマして誘導することで、聴衆の洗脳と誘導をいかにして迅速に効率よく実行するかが、政治屋の醍醐味でもあるわけだから。つまり政治と扇動には共通項が多い。
それは現代でも同じで、ダマされ誘導される国民の方がバカなんだろうな。
だから、私は、昔から、どの政党も政治家も信用しないし、政治にも関心がない。
信じる者はダマされる。何事も自分の頭で考えて、うたがってかかるのがいちばん。
なお新型コロナウイルスについて言えば、今のところ私は感染発病した兆候はなく、普通に生活しているものの、この先はどうなることやら。もう十分生きたともいえるし人は必ずいつかは死ぬ。もし来月も生存していれば次の記事が書けるだろう。