スイカ種子の栄養成分
スイカの果皮と同様にその種も好ましくなく、果肉を食べるときに出さなくてはならず、邪魔者扱いされています。
食べるとお腹で芽が出るとか、盲腸になるとか言われていますが、そのようなことは、実際には無いようです。
それどころか、スイカの種には食物繊維が40%前後と多く含まれ、次いで脂質が25~28%、たんぱく質が15~18%、炭水化物が9~15%と栄養豊富な食品と考えられます。
中国ではスイカの種子を食する文化があり、アフリカ北西部でも種を食べる品種が栽培されています。
その他、スイカの種にはミネラルが豊富に含まれていて、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、銅、マンガン、鉄など、中でもカリウムは多く3~4%となっています。
カリウムは浸透圧調整し血圧を下げる効果が期待できます。
亜鉛は、免疫機能の向上や味覚の維持に重要です。
スイカの種の脂質には、リノール酸が多く、次いでオレイン酸が多く含まれていて、抗酸化能があり、リノール酸は摂りすぎに注意が必要ですが、いずれも悪玉コレステロールを下げてくれる効果が期待できます。
また、スイカの種には抗酸化能が高いポリフェノールが多く含まれています。
サポニンやタンニンなどが含まれ、抗腫瘍、抗糖尿病、抗菌作用などの強い生物活性を示すことがわかっています。
邪魔な種を無くすために種なしスイカが開発されてきましたが、最近、㈱萩原農場では、種子が小さくタネごと食べられるスイカ品種「ぷちっと」が開発され、スイカの種子も気にせず食べることができて栄養源として積極的に摂れるようになってきました。
スイカの種を粉末にして加工食品として、また、食材のパッキングに使う包材としても利用することが考えられています。
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