たまたま流れてきたチケットを
運よく捕まえることができました。
星組さんの公演DVDにて
多少の憂さ晴らしは出来ていますが
やっぱり生の舞台を観るのとは
感動がもう全然違うんですよね～ 
チケットは郵送受取で割高でしたが
それでも転売サイトと比べると
良心的な価格での取引が出来ました。
初めての梅田芸術劇場
これまで観劇には興味がなかったので
こういう場所へ行く機会自体が
ほぼほぼなかったので初めてでした 
地元なのに、お上りさんみたいに
写真めちゃくちゃ撮ってきました！
中もこんな感じで
可愛いツリーがでーーん！
梅田芸術劇場って阪急系列なんですね。
だからテイストがちょっと似てるのか。
宝塚大劇場へ行くよりも
立地的には全然行きやすかった 笑
いつも梅田で乗換してるし 
座席位置はここでした。
さすがに3階席は高いです！
舞台は思っていたより近く感じました。
宝塚大劇場よりも客席に
奥行きがないせいかもしれません。
舞台自体も小ぶりで
大劇場と比べて半分くらいの感じです。
公演の感想など
「カルメン」というオペラは
タイトルだけは聞いたことがあっても
お話を知らない人も多いのは。
こちらのサイトがわかりやすかったです。
実際の公演は脚色した内容になっています。
あらすじを知らなくても
問題ないくらい単純なストーリーですが
少し予習をしておくと
より舞台を楽しめるかと思います。
パンフは1000円もしたので
出演者の答え合わせのためだけに
買うのは勿体なく諦めました。
永久輝せあ さん
最初、誰？っていうくらい
イケメンだったのでビックリしました 笑
永久輝さんはちょっと睨んだような顔が
すごいインパクトがあって好きです。
ホセという愚直なまでに真っすぐな男が
どんどん闇落ちしていく様を
見事に演じられていたように思います。
ストーリーが進むにつれて
ホセの衣装がどんどん暗く沈んでいくのも
その心情を映しているように見えました。
ショーは大劇場公演と同じ内容なので
どうしても比較してしまいます。
規模も違うし仕方がないとはいえ
どうしても見劣りして見えてしまうので
違う内容の方が良かったと思いました。
柚香さんは体力のある方なので
相手役をものすごい振り回すんですが
そこを忠実に再現して
星空さんを見事に振り回していました
星空美咲 さん
カルメンの奔放な感じが
すごくよかったと思いました。
特に、ホセと絡み合うシーンは
足の動きが艶めかしくて
ちょっとドキドキしました 
・・・ただ、鬘が似合ってない 
ハーフウィッグだと思うのですが
後頭部のみをカバーする鬘と
自毛の色が合っていないせいか
帽子みたいに見えて気になり
なんだかお芝居に集中できなかった 笑
サイドも付け毛だと思うんですが
何だか触覚みたいに見えて
個人的にとても違和感がありました。
スカートの捌き方がすごく上手で
カルメンのちゃきちゃき感もよくて
こういう演技も出来る方なんだと
これからはもっと注目したいです 
綺城ひか理 さん
今回は役付きが良いと聞いて
注目してましたがすぐわかりました！
・・・というのも
最近、星組のロミジュリのDVDを
毎日のように観ていたので
眉毛と目にちょっとクセがあるので
顔を覚えてしまったんですよね。
次回公演でもすぐ見つけられそう！ 笑
キラキラの衣装で華々しく登場した割に
あっさりと亡くなってしまうので
見掛け倒し・・・という感じの役でした。
ショーでは3番手の位置を
ほぼ務められていたように思います。
鴛鴦歌合戦のときは
藤尾（美羽愛さん）の叔父様でしたが
この時は全然印象に残ってなかった！
凪七瑠海 さん
様々な作品に出演されているのですが
私は今回、初めて舞台で拝見しました！
あれ？ 想像よりも「若い！！？」 
永久輝さんと並んでも
遜色ないくらいでちょっとビックリ。
後で確認したら89期生なので
やはりそこそこの年齢の方でした 笑
スタープロフィールの写真が
「蒼穹の昴」でインパクト抜群ですが
普通に端正なお綺麗な方でした。
メリメのとても穏やかな感じと
ガルシアの極道の男の感じの
ギャップがとても良かったです。
咲乃深音 さん
今回の別箱の作品では
娘役2番手という立ち位置でした。
ホセの婚約者役ということもあり
単独での登場シーンが多かったので
すごく見つけやすかったです。
永久輝さんとの歌唱シーンもあり本公演ではなかなか目立つ役にないのでしっかり見れて嬉しかったです。
ショー部分ではエトワールも務められていました。
鈴美梛なつ紀 さん
前公演からちょっと注目してて
目元が印象的な可愛い娘役さんです。
舞台ではカルメンの仲間で
ジブシーの女ボスの側近的な位置。
（女ボス役や美風舞良さんでした）
お化粧が濃く分かり辛かったのですが
後で配役と人物相関図を確認しました。
ショー部分ではすぐにわかりました！
出演者が半分以下になってるせいか
登場シーンが前回よりも多くて
たくさん笑顔が見れて嬉しかったです 
公演の人数が本公演の4割強なのに
舞台95分、ショー55分と
本公演と変わらない時間構成でした。
初日ではなかったんですが
カーテンコールがあり
ご当地出身者紹介がありました。
（別箱公演の恒例、らしいです）
本公演にはない
ちょっとしたサプライズで
すごく楽しめました。
気晴らしのつもりでしたが
正直に言うと
あんまり
気晴らしには
ならず
私は今まで大劇場公演ばかりで
過去に舞台を観た経験もほぼありません。
つまり、基準が大劇場公演なので
公演のためだけに作られたセットや
組子が全員並べる大きな舞台や
回転盆や奈落などの舞台装置など
規模や設備がもう全く違うというのに
同じ感動を求めていたんですよね。
大劇場公演と別箱公演とは
観るべきポイントがそもそも違う。
そこを充分にわかってなかった。
この別箱の公演を観たことで大劇場公演の内容の素晴らしさに改めて気付けたのは良かったです
次回から別箱を観るときは
主演が推しだったときにしよう
また、公演人数が少ない分
大劇場公演では目立ちにくい人でも
役付きが良かったりするので
そこもポイントになりそうですね。
咲乃深音さんも気になりつつも大劇場公演だと人数が多すぎてなかなか見つけられなかったので今回しっかり拝見できましたし。
あとは、宙組問題のことがあり
私自身の受け止め方にも
問題があるのかもしれません。
宝塚を純粋に楽しめてないのかも 
毎日のように全国的にニュースに
取り上げられている中で
花組の皆さんが笑顔で
舞台の上に立たれている姿には
ものすごく感動しました 