この作品の人気がすごいですね!
私はお恥ずかしながら、、、
映画が公開されるまでどんなお話かも知らなかったという
完全なるにわかファンだったりします
でも、もともとアニメや漫画は嫌いではないし
お話自体も好きな傾向だったので、すぐにハマりました
(社会人になると漫画って読む機会がほぼないんですよね~)
鬼滅の刃は各登場人物のバックグラウンドが
丁寧に設定されているところが魅力の1つだと思います。
この無限列車編では
煉獄さんのバックグラウンドがよくわかるのですが
父を気遣い、そして弟を励ましながら
”誰も死なせない”を信条に正義感を剥き出しにして
自分の果たすべき責務を成し遂げます。
煉獄さんは実はかなりのマザコン・・・?(笑)と
思わせるフシが結構ありますが
真っ直ぐでブレない信念がとにかく恰好良い
”胸を張って生きろ
己の弱さや不甲斐なさにどれほど打ちのめされようと
心を燃やせ
歯を喰いしばって前を向け
君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない
共に寄り添って悲しんではくれない”
生きていて辛いと感じることは誰にだってある
それでも、前を向いていなければ何も状況は変わらない。
これまでの自分の選択に迷うこともあるけれど
その人生を恥じることはないんだと言われた気がしました。
”考えても仕方のないことは考えるな”
これも劇中の煉獄さんのセリフですが
どうにもならないことを延々と悩んでも仕方がないんだと。
個人的にはハッとされられた言葉です。
他にも、煉獄さんが「人間の生」についても
猗窩座に語るシーンがあるのですがこれもすごくいいです。
鬼じゃなくてよかったな、って思えるほどです笑
”いつだって鬼殺隊は
お前らに有利な闇の中で戦っているんだ!!
生身の人間がだ!
傷だって簡単には塞がらない!
失った手足が戻ることもない!
逃げるな、馬鹿野郎!!”
これは煉獄さんではなくて炭治郎のセリフですが
鬼というのはとても卑怯者で
自分に不利とみるとすぐに逃げ出してしまいます。
(余談ですが、あの鬼舞辻無惨だって逃げ出します笑)
自分と互角(もしくは格上)の相手に対して
己に不利な条件下であっても背中を見せずに
真正面から向き合わなければならないというのは
並大抵の精神力で出来ることではありません。
決死の覚悟をもってして何かに立ち向かうというのは
とてもではないですが私には想像がつきません。
だからこそ、この作品の中で
ひときわ煉獄さんが際立って映っているんでしょうね。
台詞が本当に響くので、アニメが嫌いでなければ
大人でも充分楽しめる内容になっていると思います。
R12指定がついているので
小学生に見せるかどうかは賛否もあるところですが
親と一緒に見るなら私は全然問題ないかと。
鬼の頸を切るシーンなどがあるせいだと思いますが
今はそういう表現を避ける傾向がありますので
道徳教育がきちんとできていれば大丈夫だと思います。
「鬼滅の刃」の予備知識が全くない状態だと
個人的には映画の面白さが半減してしまう気がします。
できれば1巻~6巻まで読んでおくとベストですが
アニメだと第1~4話、第15~21話を見るといいかも。
アニメについては、映画公開前に2週連続で
その部分が総集編としてTVでやっていたのですが
私はそれで世界観をきちんと理解できました^^
私は気に入った映画は2回観ることもあるんですが
この映画は3回観たので、評価は☆5 にしておきます。
ラスト30~40分の煉獄さんと猗窩座の戦闘シーンは
瞬きするのも惜しいほど見どころ満載で
個人的には何度見ても飽きないほど好きなところです^^
早くDVD出ないかなと、今から楽しみで待ちきれません
年内のうちはまだまだ上映されていると思うので
今からでも見たいと思われる方は
ぜひぜひ映画館のスクリーンで観て下さいね