今年は 終わりなき介護生活のような気がしていた

父の介護生活が終わりを告げた

 

すっきり解放されたかというと

次に控えし

母の認知が順調な変化をきたしている

母の在宅介護はないなと漠然と思う

 

父の介護を始めたときは60歳になったばかり

来年には古希の声を聴く

 

年齢を感じる

 

喪中だから大した正月料理も作らないが三度三度の食事はする

買い物に出かけた

 

予想道理

人があふれている

スーパーの駐車場は車でいっぱい

キョロキョロしながら

駐車場内を走る

 

見つかった駐車スペース

入ろうとしたら

前を行く車がバックで入ろうとしていたようだ

初心者マークの軽自動車

もたもたしている間に

私が少し前に出てしまったようだ

バックしたいが私の後ろにも車がいる

 

見つめあっていると

前の車の向こう側の駐車スペースが開いた

空いたよと知らせると

運転を男性に後退して

あっという間に車を駐車した

 

入ろうと思った駐車スペースに

後から来た車に入られるなんてことはよくある

 

車から降りて

スーパーへ入る折

前の車を後から運転していた男性に

私は「気が付かなくてごめんなさいね」

そういった

すると男性は「危ない危ない」

そういった

その男性は私が車から出てくるのを待っていたようだった

 

私が何も言わなければ

大声の一つも上げそうな顔つきだった

 

あー

私が女で 年寄りだから

なのか

 

買い物なんか行くんじゃなかった

 

2021年いやな大晦日となった

黒豆固くなったし