まだ介護を始めて間もないころ
父は90歳になったばかりだった
健康診断で高血圧と動脈硬化が指摘されていたが
いろいろ言うとうるさがるので
治療も勧めず放置していた
そのことが今のような介護生活を招くなんて考えてもいなかった
 
結果の脳出血
 
そして左半身まひ 失語症になった
(父の失語症は例外で言語野が右側にあった)
 
退院前は私も介護に意欲的で
オムツ除去の寝たきりにならない介護を目指していた
そのころは尿器で排尿もキャッチできた
排便もポータブルトイレに誘導すれば排便も出来た
 
ディケアに通わせ
訪問リハも利用していた
 
嫌になるほどいろんなことが起こり
訪問系のサービスは煩わしくなった
 
最後は週3回のディサービスに落ち着いた
それでも入院などでディサービスをお休みすると
胃ろうの注入に使用するボトルやチューブがカビてしまったり
 
介護も8年になると要介護者は要介護4のままでも
介護者は1年に1歳年を取り
ついに高齢者の仲間入りをした 姉なんか後期高齢者が目前である
それでも私たちは両親が若く結婚しているので若い方だ
それでも流石に疲れた
 
だから
 
誰かに後ろ指さされても
寝たきり老人でないと在宅で介護は出来ない
そして私がすべての物をことを諦め 目をつぶり
父を寝たきり老人にした
 
そしてガーデニングに勤しむ
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畑のあちこちにオルラヤもは雑草
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モッコウバラも次々開花
そのうち迷惑なバラになる日も近い
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そして次に控えるナニワノイバラ
白い平咲の花姿が好きで育ててみたが
これもコンパクトにしておかないと困ることになるだろうな