前回「帰国子女として生きる その1」のつづき。
行くとなったらその数時間後にはチケットを取ってる、、この決断力の速さこそが私の武器である。
いわゆる「日本の常識」では、これを無謀と言うw
しかも、その日は非常に強い台風18号が石垣島に直撃予定のため、すでに欠航が決まっている。
まぁ運試しみたいなもので、もしこれで那覇も欠航であればそれはそれで運命に従うのみ。
結果、家族全員(犬を含む)は那覇空港に降り立った。
人生2回目の沖縄。やはりここは日本でありながら、異国の地であるかのような錯覚に陥る。
本題に戻ろう。
今回沖縄に来た目的。それはインターナショナル・バカロレアの認定校の受験である。
インターナショナル・バカロレア(以降IBと呼ぶ)、僕が初めて知ったのは3年前くらいだったと思う。
詳しくはGoogle先生に聞いていただいた方が正しく理解できると思うが、簡単にいうと「本物のバイリンガルを育てる」学校である。
日本のいわゆる普通の学校のような受験のための勉強ではなく、語学や計算はもちろんのこと環境問題やお金の仕組みといったグローバルなトピックを基軸に、とことん自分自身で考える力を伸ばすことを目的とした学校である。
そのため先生は生徒に答えを与えることはしない。
例えば美術などは、作品を制作する前に作品の方向性、哲学や意味など、先生はもちろん本人が納得いくまでとことん時間をかけて進めていく。
当然、一人の生徒にかける時間が膨大になるため少人数制となる。
そしてこのIBのディプロマ(高校生:English diploma)を取得すると、世界中の大学エントリーに対してアドバンテージとなる。
当初、どうせ日本の大学に行く気がないのであれば、インターナショナルスクールでいいだろうと思っていたが、日本という特殊言語を話す国に生まれた以上、この日本語を含むバイリンガルもしくはトライリンガルがいかにグローバルな世界において有利に働くかは想像に難くない。
世の中、そこそこ外国語と母国語を話す人間はいくらでもいるが、そのほとんどがセミバイリンガルであって、例えば数学の問題を2ヶ国語もしくは3ヶ国語で完璧に理解して答えを導き出せる能力を持った本物のバイリンガル、トライリンガルはそうはいない。
子供達も、学ぶことにはっきりとした目的を持たずに、内申点を気にしながらただひたすら受験のために詰め込んで行く勉強は苦痛でしかないと訴えていたので、世界で活躍できるスキルとしてのバイリンガルを目指すという目標に向かってならやりがいもあると納得しているようだ。
本当は、将来なりたい職業などがしっかりと決まっていれば、そもそもバイリンガルを目指す必要はないのかもしれないが、自分もそうであったようにまだまだ将来なりたいものが決められないでいる。
もともと海外志向であったが言語の壁によって、目標を大きく変えざるを得なかったり、結局日本に帰国せざるを得なかった自身の経験から、子供達には日本と英語圏の両方でやっていけるバイリンガルを当面の目標にして行けば、将来自分が進みたい方向が決まった時にきっと役に立つと思う。
ともあれ、所詮これも親のエゴ。まぁ今更準備してもできることなど限られているので、余計なプレッシャーを与えないため今回の沖縄滞在中に面接と英語と日本語両言語での学科試験があることは伝えていない。
がんばれ~w
、、、
で、後日学校から電話がありました。
二人とも合格!おめでと~!
、、、
やれやれ、沖縄か、、
つくづく人生は選択と決断の連続。
とは言え、もういいかげん両親や家族に心配や迷惑かけてばかりで苦しくなってきました。
もうそろそろ潮時なのかな、、

